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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.03.15)

子どもまちづくりクラブVol.16〜宮城県石巻市〜(2013.03.15)

 

石巻市立町大通り商店街に建設予定の子どもセンター。石巻市子どもまちづくりクラブのメンバーは、夢のまちプランを実現しようと昨年から子どもセンターの設計に取り組んできました。今回は建設後の運営を考えて行くために、メンバーが石巻市震災復興部の方々に話を聞いたり、商店街をまち歩きした2日間の様子をお届けします♪




■石巻市震災復興部の職員の方との意見交換■

2013年2月3日、石巻市震災復興部の中村さん、遠藤さんから、石巻市が進める復興計画や、子どもセンター建設予定地も含まれる中心市街地の復興状況について聞きました。

最新の復興計画の状況に興味津々のメンバー。

特に新しく建設されるものについては、「どこに、いつ、どのようにできるの?」と次から次へと質問が出ていました!

その後は、中村さん、遠藤さんと一緒に中心市街地での課題、どんな中心市街地にしたいのか、「子どもセンター」はどんな役割が果たせるのかについて意見交換。

まだまだ課題はあるけれど、

「商店街は人通りが少ないし、夜は暗いから、子どもの絵ランプで商店街を明るくして子どもでも歩けるようにする」

「子どもセンターでイベントをする時は商店街の人と協力をしてイベントをする」

とより良いまちにつながるたくさんのアイディアが出ました。


中村さん、遠藤さん本当にありがとうございました。



■子どもセンター周辺の商店街をまち歩き■

2013年2月23日、前回聞いた復興計画の状況をもとに、石巻市立町大通り商店街の状況や、商店街の方々の復興や活性化に向けた思いを聞きに、まち歩きをしました。

準備をしながら、「ちょっと緊張するけれど、どんな人たちがいるのか楽しみ〜♪」といった様子のメンバー。


準備ができたらいよいよ出発!


それぞれの担当に分かれて1軒1軒回り、聞き取り開始です。

「商店街が活性化するために、できるだけ立町商店街でお買い物をしている」

「子どもセンターができることによって、商店街に幅広い年代に来てほしい」

といった商店街の方々の声を聞くことができました。


メンバーにとって、子どもセンターが商店街の活性化につながるように考えるきっかけになったまち歩き。商店街のみなさんご協力ありがとうございました!




〜参加したメンバーの声〜

・いいお店がいっぱいあったのにほとんど知らなかったから、チラシとかPRすることが大切なのかなと思った。

・商店街を歩いてみて、お客さんがあまり来ないという声が多くて、どうすれば来てもらえるのかをもっと考えていきたいと思います。

・子どもセンターと商店街の連携を考えて行きたいと思った。


子どもセンターの取り組みは、5月5日に仙台で実施する「第4回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらがうけつぐ夢のまち〜」にて、メンバー自ら発表しますので、ぜひご参加ください。

次回は、岩手県山田町子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」の活動の様子をお届けする予定です。お楽しみに♪


(報告:仙台事務所・菅原絵美)


 

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