アフガニスタン(公開日:2021.08.27)
「子どもを巻き添えにしてはならない」―アフガニスタン・カブール空港での爆発を受けて セーブ・ザ・チルドレンの声明
現地時間8月26日夕方(日本時間26日夜)、アフガニスタンの首都カブールにある国際空港で発生した爆発を受け、セーブ・ザ・チルドレンのアジア地域事務代表ハッサン・ヌールは次のように述べています。
「カブール空港で、子どもを含む多くの人命が失われ、負傷者が出たことに強い衝撃を受けています。子どもたちやその家族は、新しい生活のために国外へ出国しようとしていた矢先に被害に遭ったことは大変遺憾です。
子どもたちが紛争で命を落とすことがあってはならず、また、子どもたちがこうした暴力の巻き添えになることがないように、あらゆる措置が講じられなければなりません。このような無意味な暴力行為に愕然としています。
すべての当事者に対し、暴力を止め、民間人、特に子どもたちを守り、国際人道法上の義務を順守することを求めます。また、避難しようとしているアフガニスタンの人びとを受け入れる国を確保することに加えて、ビザの手続きを早急に行う必要もあります。
アフガ二スタンの子どもたちには平和を享受する権利があります。
将来の世代が、暴力に遭ったり、死亡や負傷する恐れのない国で成長できるよう、あらゆる努力をしなければなりません。」