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アフガニスタン
(公開日:2021.09.13)

【アフガニスタン】国際社会は飢餓に直面するアフガニスタンの子どもたちにさらなる支援を

 
セーブ・ザ・チルドレンは、本日(9月13日)スイス・ジュネーブにて国連が開催するアフガニスタン支援に関する閣僚級会合を前に、各国政府に対し、極度の食料不足に直面するアフガニスタンの子どもたちの命を守るために、さらなる資金拠出を要請します。


(2021年8月16日撮影)


食料価格の高騰や干ばつ、避難民の増加などにより、日々事態は悪化し、同国は深刻な人道危機の瀬戸際にあります。アフガニスタンで飢餓に直面している人は、世界で2番目に多いと言われ、2021年下半期には550万人の子どもが危機的レベルの食料不足に直面すると考えられています。また、現在の混乱が起こる以前から、今年だけで5歳未満の子どもの半数が急性栄養不良に陥ると予測されていましたが、この人数は、干ばつや新型コロナウイルス感染症、そして最近の情勢不安により、さらに増加すると見込まれています。


セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長インゲル・アッシンは、次のように訴えます。
 「何年もの間、アフガニスタンの子どもたちは、命をつなぐために1日1日を必死に生きてきましたが、子どもたちにとって非常に厳しい状況が続いています。現在、アフガニスタンの多くの人々が飢餓の危機に瀕しています。家族は、わずかな食料を買うために、少ない所持品を売っていますが、干ばつによって家畜が死に、数百万人が極度の食料不足に直面しています。また、同国は、絶え間なく災害に見舞われ、多くの子どもたちが犠牲になっています。

アフガニスタンの子どもたちが、明日へ命をつなぐためには、さらなる支援が必要です。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちとその家族のため、できる限りの支援を続けますが、活動を継続するためには、各国政府によるさらなる資金拠出が喫緊に必要です。

長年にわたる紛争や自然災害、新型コロナウイルス感染症の影響により、アフガニスタンに暮らす人々は、壊滅的な影響を受けています。その苦しみは想像を絶するものであり、日々悪化しています。国際社会は、アフガニスタンの未来に投資すべきであり、アフガニスタンの子どもたちに、いま背を向けるべきではありません。」

セーブ・ザ・チルドレンは、独立かつ政治的に中立な組織で、1976年からアフガニスタンで活動してきました。2020年は、保健・栄養、教育、子どもたちを暴力から守るための支援(子どもの保護)などの分野で160万人以上の子どもたちとその家族に支援を届けました。


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セーブ・ザ・チルドレンは、国内外の緊急・人道支援の最前線で、保健医療、食料やこころのケアなど幅広い支援を提供し、子どもたちの命と未来を守るために活動しています。「いのち・みらい貯金箱」は、緊急支援が必要な地で迅速に支援を行うための資金です。世界各地の自然災害や人道危機における支援に役立てられます。

 

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