昨日（2021年9月13日）、スイス・ジュネーブで、アフガニスタンへの人道支援に関する閣僚級会合が開催され、各国外相や国際機関の代表などもオンライン他で出席しました。

会合では、各国からアフガニスタン人道支援のための資金拠出が表明されましたが、極度の食料不足に直面する550万人のアフガニスタンの子どもたちの命を守るためには一刻の猶予もありません。

この会議に参加したセーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長インゲル・アッシンは次の通り訴えます。
「国際社会が、この会合の場において、アフガニスタンの人々への支援を表明したことは意義深いことであり、心強く感じます。アフガニスタン危機は深刻化しており、早急な対応が必要です。各国が表明した資金拠出などの支援は、今後この危機に対応していくための前向きな一歩です。

しかし、今日という日を一過性のものにすることはできません。アフガニスタンの子どもの死亡率は、すでに世界で最も高い水準にあり、半数以上の子どもたちが支援のもとで生活をしています。アフガニスタンの子どもたちへの継続的な支援が必要であり、各国政府が、引き続き財政支援の強化をしなければ、子どもたちの命が失われ、将来の世代がこの危機の代償を払い続けることになります。」


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