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アフガニスタン
(公開日:2007.07.15)

駐在員報告会を開催しました(2007.07.15)

 

【テーマ:「Education for all?紛争下の教育支援とアフガニスタンでの挑戦」】

報告会のようす6月27日(金)、「Education for all?紛争下の教育支援とアフガニスタンでの挑戦」をテーマに、紛争下での教育支援についての、報告会を行いました。平日の夜の開催でしたが、100名近い方にご来場いただきました。

この報告会は、セーブ・ザ・チルドレンのキャンペーン「Rewrite the Future?いっしょに描こう!子どもの未来?」の一環として、広報ボランティアチームが、企画から運営までを行ったものです。



内容は、アフガニスタンの教育をメインテーマに、駐在員の撮影した写真を見ながら、アフガニスタンの状況や子どもたちの様子をわかりやすく伝えるように工夫し、会場では、アフガニスタンの衣服や写真の展示を行いました。

→ SCJのアフガニスタンでの活動



15歳の先生ファティマ(左)現場で実際に支援活動に携わる駐在員の方の報告は、ボランティアスタッフとの対話形式で進行。新聞などのメディアだけでは伝
わらない生のアフガニスタンの情報を聞くことができ、アフガニスタンという国を少しは身近に感じていただけたのではないでしょうか?例えば、ある村では、
小学校5年生のクラスで勉強している15歳の女の子が、村で唯一読み書きのできる女性だったために、識字教室の先生として教えているなど、厳しい現状が今
でもアフガニスタンではよくあるそうです。紛争により教育システムが破壊され、教員の数も不足しているアフガニスタンの教育状況の厳しさがヒシヒシと伝わ
り、支援活動の大変さ、必要性を実感できました。



自分の名前が書けるようになった男の子報告会では、杉本スタッフが女性ならではの視点でアフガニスタンの現状を語ってくれ、棚田スタッフが時にジョークで
会場を和ませながら長い経験に立った視野で話してくれました。園田スタッフが、時に現地での活動に悩む中、SCJ支援の識字学校で少女がノートいっぱいに
文字を練習しているのを見た時に「自分がいる意味はここにある、と実感できた」と語ってくれたのが印象的でした。また、今回はSCJローカルスタッフの紹
介もあり、アフガニスタンの復興のために働いているスタッフ一人ひとりの想いも伝わってきました。



SCJ広報ボランティアグループとして、これからもこのような企画を通じて、セーブ・ザ・チルドレンの活動と世界の子どもたちの現状を、皆様と共有していけたらと思います。

ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

広報ボランティアチーム一同



◆ ◆ ◆ ◆ ◆



【来場いただいた方のアンケートから】


  • アフガニスタンの概況から、駐在員の方からの現地のようすまでデータをもとに詳しく知ることができてよかったです。
  • 様々な写真やアフガニスタン人スタッフの活動ぶりを示すエピソードに触れることができ、とても現地が身近に感じられて良かったです。
  • 普段、ニュースなどのメディアではあまり取り上げられない内容だったので、とても興味深かったです。教育というものについて考えさせられました。
  • 普段では聞けることのできないアフガニスタンの子どもたちの現状やまわりの大人の考え方、環境を知り、罪のない子どもたちがこれ以上様々な被害に遭わないよう私たちにできることを考え行動にしていかなければならないのではないのかなと思いました。

→ 広報ボランティアとは








 

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