日本/東日本大震災/コミュニティ・イニシアチブ(公開日:2014.03.10)
地域の方々が復興の主役!「コミュニティ・イニシアチブ」の活動をご紹介します。 (2014.3.10)
SCJの東日本大震災復興支援事業においては、教育や子どもの保護など、いくつかの柱があります。今回は、そのうちのひとつ「コミュニティ・イニシアチブ」の活動について紹介させていただきます。
?コミュニティ・イニシアチブって???
私たちSCJは、復興支援事業のひとつとして、子どもたちの成長を支えることができる地域づくりを目指しています。
そのために、地域の子どものため様々な活動に取り組む方々を支援すべく、「コミュニティ・イニシアチブ(直訳では、地域の主導)」という活動を2011年8月に開始しました。
自ら甚大な被害を受けたにも関わらず、地域の子どもたちのために支援を行っている方々が多くいらっしゃいます。コミュニティ・イニシアチブの活動では、このようなNPOや団体への支援を行ってきました。
例えば・・・
◆震災前まで福島県で発達障がい児の支援を行ってきたある団体は、強制避難後、避難先の地域において子どもたちへの支援を続けています。
◆震災によって集まる場所や相談相手をなくした母親が気軽に集まれる居場所(ママサロン)を開設した団体もあります。
◆子どもが大きなストレスを抱えながら発散する場がなく、大人以上に我慢を強いられている状況を見て、「アートを活かしたプログラム」を実施して、子どもが安心して遊べる居場所を作った団体もあります。
?これまでの活動?
コミュニティ・イニシアチブの活動では、主に、「助成事業」を通して、これまで400以上の地域の団体をサポートしてきました。助成金を通して、地域の団体がより良い活動を続けられるよう支援しています。
また、各団体が組織の基盤を強くして、継続的・安定的なものとなるよう、資金サポートだけでなく研修や専門家による助言・技術支援も実施しています。
これまで、子どもの居場所・遊び場/スポーツ・文化/虐待防止/教育/子どもの貧困/子どもの参加など様々な分野の活動を対象に、以下の8事業を通して支援してきました。
・こども☆はぐくみファンド
・まちくるみ育児ファンド
・みんなの希望ファンド
・子どもの貧困 NPO助成プログラム
・フクシマ ススム プロジェクト 福島子ども支援NPO助成
・フクシマ ススム プロジェクト 遊び場・居場所づくり支援
・RESTART JAPAN 夢実現プロジェクト
・スポーツ・文化 地域子どもサポート事業
それぞれ、どのような活動なのでしょうか??
ブログでは、それぞれの事業紹介や、支援先団体の子ども支援活動の状況を紹介しています。
是非、ご覧ください!
(報告:東日本大震災復興支援事業部 川原望美)