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日本/東日本大震災/コミュニティ・イニシアチブ
(公開日:2014.11.27)

みんなの希望ファンド“まねしてほしい 好事例”を紹介します(2014.11.27)

 
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)では、311受入全国協議会(以下、うけいれ全国)と協働して、全国の保養プログラムが安心・安全なものになるよう様々な取組みを進めています。

保養プログラムとは、福島第一原子力発電所の事故の影響により、被ばくによる健康被害への心配から外でのびのび体を動かす機会が減っていたり、安心して日常生活を送ることができずにいる多くの子どもたちを対象とした、放射線量の低い場所で心身を回復させるプログラムです。


そのひとつに、保養実施団体が行っている子どもたちの安心・安全のための取組み事例の収集、紹介があります。2013年夏2014年冬春2014年の夏と実施した「みんなの希望ファンド」 助成先団体のモニタリング中に、各団体でさまざまな好事例を見つけました。これらの例を集め、保養実施団体向け研修などで紹介しています。今回のブログでは、それらの好事例の一部をご紹介します。


みんなが見やすい共有スペースのスケジュールボード 
愛知県の団体『一般社団法人aichikara』の共有スペースに設置されている大きなホワイトボードです。一日のスケジュールが書かれており、変更がある場合は、都度変更を書き込めるようになっています。



保養で訪れた地域の様子がわかる地図
広島県の団体『うみ・やま・ひと〜広島バカンス実行委員会』では、家族単位でのシェアハウス保養を提供しています。それぞれが日常生活を送るスタイルなので、周辺地図を貼りだして、どこに病院や図書館、散策路があるのか詳しい説明付きで貼り出しています。



子どもたちと保護者で決めたルールを大きく掲示
また、山梨県の『4月3日のひろば 福島〜山梨つながるネット』と京都府の『ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ』などでは、キャンプ中の子どもたちやその保護者とのお約束を模造紙に大きく書き出し、みんなが集う場所に貼りだしています。またカラフルな文字も楽しい雰囲気をつくっています 


(左・中央)4月3日のひろば 福島〜山梨つながるネット
(右)ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ


ここに紹介したのはごくわずかです。保養プログラムのみならず、野外活動を実施している団体など様々な場面で利用できるアイディアがあると思います。


今後 、うけいれ全国のウェブサイトでも、さまざまな好事例を紹介していく予定です。


(報告: 東京事務所 臼倉)




 

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