セーブ・ザ・チルドレンは、この危機に苦しむ子どもたちとその家族に、支援を届ける準備ができています。

2023年10月21日、パレスチナ・ガザ地区（ガザ地区）とエジプトの国境にあるラファ検問所が約2週間ぶりに開き、水などを積んだ支援トラックを搬入しました。しかし、開通は一時的で、度々おこなわれる検問所付近への空爆により、物資や人の行き来を安全に確保することができません。これは、ガザ地区で食料、水、医薬品、燃料を必要としている人たちに重要な物資を届けるための支援や人的要員をガザ地区に入れることができないことを意味しています。私たちは、すべての紛争当事者に速やかな停戦を求めています。ガザ地区の子どもたちに人道支援を届けることが最優先されなければなりません。

セーブ・ザ・チルドレンは、ガザ地区に継続して支援物資を届けるため、尽力しています。支援物資には、衛生用品、生活必需品などをまとめた日用品セットや、レクリエーション用品、乳幼児ケアのためのキット、飲料水、個人防護具（PPE）、医療消耗品などが含まれています。

セーブ・ザ・チルドレンはエジプトで1982 年から活動しています。現在 280 人のスタッフがおり、パートナー団体と連携して子どもの保護、保健・医療、教育の分野での支援や精神保健・心理社会的支援 (MHPPS)などを行っています。近年では、緊急人道支援としてスーダンからの避難民の支援を行いました。

-------------------------------------------------------------------

パレスチナ・ガザ地区の子どもたちの命と未来を守るための活動にご支援をお願いします。
ご寄付・活動の詳細はこちら ＜パレスチナ・ガザ地区での人道危機 緊急子ども支援（https://www.savechildren.or.jp/lp/palestine-gaza2023/）＞