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インドネシア
(公開日:2014.12.15)

【交通安全】11月の活動ハイライト(2014.12.15)

 
10月に引き続き、子どもたちが通う学校周辺にどのような交通安全リスクが潜んでいるのか、子どもたち自身が考えて地図に落とし込み、発表するワークショップを行いました。今月のワークショップは、前回参加できなかった対象校24校の生徒たちを対象に、同じバンドン市の交通公園にて、小学生と中学生のグループに分かれてそれぞれ2日間の日程で開催しました。


↑ワークショップに参加した小学生のグループ


↑ワークショップで使用する交通標識の説明をするファシリテーター


↑子どもたちの学校周辺のリスクマッピング作成

小学生向けのワークショップは11月18日と24日に、中学生向けのワークショップは11月20日と11月24日に行いました。対象校24校から、小学生120人(男児:41人、女児:79人)、中学生120名(男児:70人、女児:50人)の合計240人が参加しました。


↑ワークショップ終了後に記念撮影


また、11月16日の世界道路交通犠牲者の日(World Day of Remembrance for Road Traffic Victims)に合わせてイベントが行われ、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフも参加しました。このイベントは私たちのパートナー団体である交通安全協会(Road Safety Association)が開催し、交通安全に関わる多くの団体やコミュニティが参加しました。


↑世界道路交通犠牲者の日に開かれたイベント

イベントでは、「道路での安全に気を付けよう!」(インドネシア語で“Ayo Aman Berlalu Lintas”)のメッセージを合言葉に、子どもたち向けのクイズや交通安全セッションなども行いました。


↑セーブ・ザ・チルドレンのスタッフも参加

更に、11月26日から28日の日程でセーブ・ザ・チルドレンのスタッフは、バンドン市の教育省、交通局、警察の担当者と共に、ジョグジャカルタ特別州の地方政府と警察を訪問しました。ジョグジャカルタ州では、学校教育のカリキュラムに交通安全教育を組み込むことが州の法律で定められており、学校における交通安全教育が実施されています。そこで今回の視察では特に、現在ジョグジャカルタ州で使われている教材や啓発用ツールを確認するとともに、学校教育にどのように交通安全が取り込まれているかを視察しました。今回学んだことを、今後バンドン市でも取り入れていけるよう、バンドン市の地方政府へ働きかけを行っていく予定です。


↑ジョグジャカルタ州の地方政府を訪問して議論

次回は交通安全の教材に関してお伝えする予定です。お楽しみに!

(インドネシア担当:清水 梢)










 

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