インドネシア(公開日:2005.04.01)
スマトラ沖地震現地レポート(2005.04.01)
【スマトラ沖地震・インド洋津波 津波から3ヶ月】
?災害を超え、子どもたちが力強く成長するための支援を?
史上最悪の自然災害の1つである地震と津波により何万人もの子どもが命を失い、多くの人々が家を失ってから3ヶ月。セーブ・ザ・チルドレンは最も被害を受けたインドネシア、スリランカ、インドで子どもたちのための大規模な支援活動を継続して行っています。
?災害を超え、子どもたちが力強く成長するための支援を?
史上最悪の自然災害の1つである地震と津波により何万人もの子どもが命を失い、多くの人々が家を失ってから3ヶ月。セーブ・ザ・チルドレンは最も被害を受けたインドネシア、スリランカ、インドで子どもたちのための大規模な支援活動を継続して行っています。
また、タイ、ソマリア、モルジブでも、適切な支援を行っています。
何千人もの子どもたちが、12月26日に起きた津波による大きな被害を乗り超えるための支援活動を続ける一方で、長期的な復興支援に移行し始めています。
配給
セーブ・ザ・チルドレンの救援と復興支援は現在までに20万人の子どもとその家族を支援しており、災害で最も被害を受けた子どもや家族に対して、スタッフは継続して食糧、シェルター、水、医療ケアを提供しています。
チャイルド・プロテクション
緊
急人道支援の他に、セーブ・ザ・チルドレンは津波により家を失った子どもたちを搾取、虐待などの危険から保護するための活動を行っています。津波直後に突
発的に設置された仮設キャンプでは、セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちが傷を癒し、立ち直るための安全な場所を造りました。
セーブ・ザ・チルドレンは、家族と離れ離れになってしまった子どもたちの登録、本人確認、家族との再会などの活動を率先して行っています。また、中央政府・地方政府関係者と連携し、子どもたちをできるだけ早く学校に戻れるようにしています。
教育
セー
ブ・ザ・チルドレンは、現地のパートナーと協力し、学校、住宅、保健センターの復興などを行っています。子どもたちが教育、保健、社会心理的なサポートを
受けられるようにチャイルド・デベロップメント・センターを設置するなどの長期的復興支援にとりかかっています。また、教員や助産師などの重要な人材も津
波で失われてしまったため、新たな人材を養成する活動も精力的に行っています。
生活支援
仮設シェルターの設置、伝
統的な住宅の建設を通し、住居を失った人々の支援を行っています。また、被災地の再建を被災者自らが実施する『cash-
for-work』プログラムを実施しています。当プログラムにより、津波の被害に遭ったため生計の手段を失い、生活ができなくなってしまった人たちに新
しい生計の手段を提供しています。
【セーブ・ザ・チルドレンの各国での活動概要】
<インドネシア>
<スリランカ>
<インド>
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、スマトラ沖災害をはじめとした世界中の子どもたちとその家族を援助するための募金へのご協力を呼びかけています。
皆さまの募金へのご協力をお願いいたします。
何千人もの子どもたちが、12月26日に起きた津波による大きな被害を乗り超えるための支援活動を続ける一方で、長期的な復興支援に移行し始めています。
配給
セーブ・ザ・チルドレンの救援と復興支援は現在までに20万人の子どもとその家族を支援しており、災害で最も被害を受けた子どもや家族に対して、スタッフは継続して食糧、シェルター、水、医療ケアを提供しています。
チャイルド・プロテクション
緊
急人道支援の他に、セーブ・ザ・チルドレンは津波により家を失った子どもたちを搾取、虐待などの危険から保護するための活動を行っています。津波直後に突
発的に設置された仮設キャンプでは、セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちが傷を癒し、立ち直るための安全な場所を造りました。
セーブ・ザ・チルドレンは、家族と離れ離れになってしまった子どもたちの登録、本人確認、家族との再会などの活動を率先して行っています。また、中央政府・地方政府関係者と連携し、子どもたちをできるだけ早く学校に戻れるようにしています。
教育
セー
ブ・ザ・チルドレンは、現地のパートナーと協力し、学校、住宅、保健センターの復興などを行っています。子どもたちが教育、保健、社会心理的なサポートを
受けられるようにチャイルド・デベロップメント・センターを設置するなどの長期的復興支援にとりかかっています。また、教員や助産師などの重要な人材も津
波で失われてしまったため、新たな人材を養成する活動も精力的に行っています。
生活支援
仮設シェルターの設置、伝
統的な住宅の建設を通し、住居を失った人々の支援を行っています。また、被災地の再建を被災者自らが実施する『cash-
for-work』プログラムを実施しています。当プログラムにより、津波の被害に遭ったため生計の手段を失い、生活ができなくなってしまった人たちに新
しい生計の手段を提供しています。
【セーブ・ザ・チルドレンの各国での活動概要】
<インドネシア>
- 2,500トン以上の食糧をアチェ州全域に配給; 特に乳幼児と5歳以下の子ども、妊婦に十分な栄養を提供することに重点を置きました。食糧配給には米、水、サーディン、植物油、離乳食、ビスケットなど様々な食糧品が含まれており、16万人以上に供給されました。
- 家事をするための基本的な必需品を含む家庭用キット24,000セット以上をアチェ州全域で配布しました。
- 助産師がコミュニティーで使用するための医療キットを2,000セット配布しました。キットには、除菌用石鹸、抗生物質、抗マラリア薬、解熱剤、包帯などが含まれています。
- キャンプで家族と離れ離れ、もしくは保護者がいないと判断された子どもたち1,151人の身元確認をし、登録者リストを作成し、子どもたちが親や愛する人たちと再会する支援をしました。
- 約12,000人の3歳から12歳の子どもを対象に、24の 「安全な遊び場」をアチェ州全域のキャンプに設置しました。
- 11,800人の子どもを対象に、教材キット672セットを地域の学校に配布しました。
- 政府との協力のもと、津波の被災者でもある教員1,000人を対象に、被災した子どもたちの社会心理的サポートができるように、専門家による研修を行います。
- 3,100人以上の子どもにはしかの予防接種を行いました。
- cash-for-workプログラムを実施し、学校、クリニック、モスクなどの公共施設の清掃のために津波生存者を雇用しました。
<スリランカ>
- 食糧キット42,000セット以上、ノンフードアイテム10,000点以上、衛生キット7,500セット以上を配布しました。また、国内で最も被害を受けた
バティカロア、トリコンマリ、マータラ、ゴール、ジャフナ、アンパラ、ムライチブ、キリノッチなどの地域で仮設シェルター用に重量のあるビニールシート
6,200枚を配布しました。 - アンパラ、バティカロア、キリノッチ、ムライチブ、トリコンマリ、ジャフナの6つのコミュニティーで、家族と離れ離れになったり、保護者のいない子ども424人を登録しました。
- 被害を受けたすべての地域にある247のセンターにいる2歳から5歳の子どもたち8,000人以上のために幼稚園施設を造る支援をし、この子どもたちのために働いている先生286人をサポートしました。
- 598人の女性が女性商工会議所の支援を受け、小規模なビジネスを始めるためのサポートをしました。
<インド>
- アンドラプラデッシュ、タミールナドゥ、ポンディシェリーの9,000世帯に食糧、衛生用品、家庭用品などの基本的なものや、医療品、衣類、教材、遊具を配布しました。
- アンダマン・ニコバール諸島の女性と女の子達に衛生用品を5,000点提供しました。
- ポートブレアとアンダマン・ニコバール諸島の50人の教師と1,800人の中学生に社会心理的サポートを提供し、キャンプの子どもたちのために監督付きの教育的なアクティビティーや、リクリエーションを行うサポートをしました。
- 水質と衛生を向上するための活動の一環として、アンドラプラデッシュに40の高架貯水タンクを提供しました。
- 妊婦と子どものヘルスケアサービス向上のために、特に5歳以下の子どもの栄養に重点を置き、医療アシスタントの研修をサポートしました。
- ポンディシェリーで750世帯用の仮設シェルターの設置を支援し、常設のチャイルド・フレンドリー・スペース建設も支援しました。
- 津波生存者のために生計手段を確保するためのcash-for-work プログラムを始めました。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、スマトラ沖災害をはじめとした世界中の子どもたちとその家族を援助するための募金へのご協力を呼びかけています。
皆さまの募金へのご協力をお願いいたします。