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インドネシア
(公開日:2015.07.06)

【交通安全】5月の活動ハイライト

 
5月4日〜10日は国連が提唱する「国際交通安全週間」だったことをみなさんご存知でしたでしょうか?これは、2007年から世界保健機関や国際連合欧州経済委員会が中心となって設立された、若年層のドライバーと中心とした交通安全に関する啓発キャンペーン週間です。毎年この週間にあわせ、全世界で交通安全を呼びかけるキャンペーンが実施されています。今年のテーマは“子どもと道路交通安全”でした。

これはまさにセーブ・ザ・チルドレンの交通安全プロジェクトが取り組んでいるテーマです。そこで、私たちはこの週間に「子どもの交通安全キャンペーン」を展開しました。キャンペーンのメッセージは “道路上の子どもを守ろう!”です。以下に主な催しをご紹介いたします。


1.警察官が小学校に!
5月4日、バンドン市警察の協力の下で「警察官、学校へ!」というイベントを行いました。セーブ・ザ・チルドレンのスタッフと警察官がプロジェクト対象小学校全15校を巡回し、子どもたちに対して、バイクの後部座席に乗る時にはヘルメットを必ず被るよう、そしてバイクを自ら運転することは控えるよう注意を呼びかけました。


警察官が小学生に交通安全指導


2.交通安全における「変革のための15分」!
道路交通安全のメッセージを記載したステッカーを1万枚用意し、プロジェクト対象の小学校全15校の生徒たちと共に15分間、各学校周辺の道路を行き交う人々に配りながら交通安全を呼びかけました。


学校周辺道路の通行人にステッカーを配りながら安全運転を呼びかける子どもたち


3.交通安全ラジオトークショー!
5月6日、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフが教育局とバンドン市警察の職員と共に、ラジオトークショーに出演しました。テーマは、「道路交通安全と子どもたち」です。リスナーが毎日7万人とも推計されている人気FMチャンネルということもあり、番組にはたくさんの質問やコメントが寄せられました。


人気FM局にて、警察局と教育局とのコラボレーションが実現!


4.「歩行者天国の日」イベント開催!
キャンペーン最終日となる5月10日は、「歩行者天国の日」イベントを開催しました。毎週日曜日に歩行者天国となり、常に多くの地域の人々が集う地区をイベント会場に設定して、野外遊戯場を設置し、お絵かき・ぬり絵大会、交通安全クイズとゲーム大会、ストリートパフォーマンス披露会などを繰り広げました。当イベントは、地域のコミュニティー、地元のNGO、民間セクター関係者とも協働して実現したものです。当日はプロジェクト対象校の生徒や教師も参加し、イベントは現地のメディアでも取り上げられました。


イベント会場は歩行者天国に


今回のキャンペーンを通じて、学校関係者だけではなく、地域の人々にも交通安全の大切さ、そして子どもを交通事故から守ることの大切さがメッセージとして広く伝わったことでしょう。

来月はセーブ・ザ・チルドレンのスタッフが小学校に出張し、交通安全研修を実施したご報告をする予定です!来月もお楽しみに!

(インドネシア担当:鶴岡 友美)


 

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