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インドネシア
(公開日:2010.02.15)

教員研修スタート〜現地スタッフの報告(10.02.15)

 

スマトラ島パダン沖地震の発生からまもなく5ヶ月―。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、日本の皆様のご寄付とジャパン・プラットフォームの助成金により、被災した小学校への手洗い場の設置と子どもたちへの衛生教育を実施しています。この事業の一環として、60校120人の教員を対象にした教員研修を今週より開始しました。

研修では、石鹸で洗っていない手がどういう状態で、どういう危険性があるかといった公衆衛生的な学習に加え、子どもたちがきちんと実行できるように、子どもに人気の歌を使って指導する方法などを先生たちに伝授しました。


教員研修〜100210.jpg
手洗いの指導方法を学ぶ先生たち

歌をうたう研修―。慣れないことに恥ずかしがる先生たちもいるかな?という不安もありましたが、参加した先生たちは、積極的に歌いながらの手洗い方法を繰り返して学んでいました。また、「手洗いの重要性はわかるが、どのように子どもたちに教えたらいいのかわからない」と不安を口にしていた先生からも、研修終了後には「今回の研修はとても有意義だった」との声が寄せられました。

「食事の前後やトイレの後、外で遊んだあとに石鹸を使って手を洗う。」
一見当たり前のことのように思われますが、人々の習慣に変化を起こすというのは難しいことです。この研修で学んだことを通じて、先生たちはそれぞれの学校で他の教員や生徒たちに衛生教育を実施していく予定です。


(報告: 在インドネシア 古田ちあき)







 

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