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インドネシア
(公開日:2005.01.11)

スマトラ沖地震現地レポート(2005.01.11)

 

【スマトラ沖地震】
?被災した子どもの保護支援を最優先に?


【親と離ればなれになった子どもたちの支援】
何百万人の子どもたちがアジアの災害で影響を受けています。多くの子どもが家族と離ればなれになり、家を失っています。子どもたち、特に両親や近い親戚を亡くした子どもたちは一番傷つきやすい存在である。これほどまでに甚大な前代未聞の災害規模の中で、このような子どもたちの保護を保証するために、セーブ・ザ・チルドレンが優先して行う指針は、下記の通りです。

災害時にセーブ・ザ・チルドレンの優先すべきもの

  • 災害の影響から子どもたちを安全に守ること
  • 虐待や搾取を含むさらなる被害から守ること
  • 可能な限り子どもたちが親戚や地域社会と共に守られ,再構築されるのを保証すること


イメージ:子どもたち具体的な支援

  • 身近な家族の保護を失った子どもたちの身元の確認と記録
    親戚への確実な子どもの引渡し、子どもたちの最上の手当てが可能となります。
  • 基本的な食料、水、住居の確保
    災害は子どもたちの情緒の発達に影響を与えます。出来るだけ早く通常の生活に戻れるよう、日常生活のサポートを行うことは重要です。
  • 遊びや教育の機会、自分を表現するためのあらゆる機会の提供
    子どもたちが災害による精神的なダメージ、トラウマから立ち直れるようにします。

【スマトラ沖地震・インド洋津波災害でのセーブ・ザ・チルドレンの子ども支援】
緊急事態から子どもたちを守ることは一番の優先事項です。
子どもたちが直面している危険を回避するために、セーブ・ザ・チルドレンは


  • 親と離ればなれになった子どもたちを登録し見守る。
  • 親と離ればなれになった子どもや幼児と家族を鑑定キットとデータベースを利用して再会させる。
  • 子どもを守る活動や子どもの遊び場や憩いの場を避難所に提供し、二次災害防止を行う。
  • 子どもたちの世話が続けられるように家族をサポートする。
  • 子どもの保護を人道支援初期段階から必須項目とし、食料、住居、保健、水、衛生設備の援助を含めて進めていく。
  • 子ども保護活動のための資金活動も進めていく。
  • 他の慈善団体、国連、スリランカ、インド、タイ、インドネシアの地元の団体と共に子どもの安全のための方法やガイドラインが適正であるよう活動する。
  • 子どもたちがコミュニティーの中で保護されるように支援し見守っていく。子どもが収容所に送られたり、更に隔離されたりすることかないように厳しい審査システムを設けている。
  • 家族の行方が分らない子どもたちに対して、長期にわたる支援を講じる。
  • 家族と離ればなれになってしまった子どもたちのために、地域全体で適正な手続き及び制作の履行を目的とした支援をネットワークNGOとともに行う。

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