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インドネシア
(公開日:2010.01.22)

スマトラ島パダン沖地震〜支援活動は新たなフェーズへ〜(10.01.22)

 

2009年9月30日に発生したスマトラ島パダン沖地震から約4か月―。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、1月から、日本の皆様のご寄付とジャパン・プラットフォームの助成金により、子どもたちの感染症リスクの軽減を目的として、被災した小学校への手洗い場の設置と子どもたちへの衛生教育の実施という新しい事業を行っています。

日本なら、もしくは平時なら問題ないようなことでも、被災生活を送る子どもたちは、栄養面での偏りや精神的ストレスから免疫が低下しやすく、劣悪な衛生環境の影響を受けやすい状態にあります。加えて現在の雨季の影響で、さらに感染症の増加が懸念されます。手をきちんと洗う、という行為は、「たったそれだけのこと」のようにみえますが、寄生虫やウイルスによる感染症―下痢や疥癬(かいせん)、急性呼吸器疾患など― をかなりの程度予防することができる、実はとても効果的で大切な行為なのです。本事業では、被災下にある子どもたちの衛生環境を改善し、感染症のリスクを軽減させるという意味で、重要な事業であると考えています。


雨季で雨にさらされる倒壊した小学校.JPG
雨季で雨にさらされる倒壊した小学校

本事業は今年3月まで継続予定です。
事業の進捗はまた本ホームページでご紹介していきます。


(報告: インドネシア駐在員 古田ちあき)







 

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