インドネシア(公開日:2010.01.05)
震災から3ヶ月〜支援活動の今〜(10.01.05)
あけましておめでとうございます。
2009年9月30日のスマトラ島パダン沖地震発生から3ヶ月。セーブ・ザ・チルドレンでは地震発生直後から継続した支援を実施しています。これまでに被災者約15万人(うち約65,000人が子ども)に対して仮設シェルターを配布したほか、学校への仮設スクールテントや教育資材を配布、子どもたちの安全な遊び場(チャイルド・フレンドリー・スペース)を26ヶ所(うち24ヶ所は現在も継続稼動中)に設置してきました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに皆様から届いたご寄付の一部は、ジャパン・プラットフォームの助成金とともに、現地の教育物資(ホワイトボードや学用品など)の配布事業に使用させていただきました。同事業は滞りなく進み、1月2日をもって無事終了しました。現在も仮設の学校テントでは、配布した物資を使用した授業が行われています。
![0912(SCJ)配布したホワイトボードを使用して仮設の学校テントで授業を行う教師・生徒〜.JPG](http://www.savechildren.or.jp/sc_activity/assets_c/2009/12/0912%28SCJ%29%E9%85%8D%E5%B8%83%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BB%AE%E8%A8%AD%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A7%E6%8E%88%E6%A5%AD%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%83%BB%E7%94%9F%E5%BE%92%E2%91%A1-thumb-250x187-449.jpg)
配布したホワイトボードを使って授業を受ける子どもたち
子どもたちは厳しい環境にも負けず、毎日勉強や遊びに励んでいます。一方で、地すべりなどの二次被害や悪化している衛生環境など、危険との隣り合わせの生活は続いています。
子どもたちが安心して日々の生活を送ることができるよう、現地のスタッフは新年も既に活動を開始しております。今年も引き続き、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
(報告: インドネシア駐在 古田ちあき)