バングラデシュ(公開日:2020.04.16)
新型コロナウイルス感染症 バングラデシュで1億6,500万人に対し人工呼吸器は2,000台未満
セーブ・ザ・チルドレンは、バングラデシュにおける新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、人工呼吸器のひっ迫したニーズへの対応や人道危機回避のため、迅速な国際支援を訴えます。バングラデシュでは、集中治療室と人工呼吸器のほとんどが首都ダッカを含む都心部に集中しており、地方からは利用しづらい実態があります。また、現時点で、国内に用意されている人工呼吸器は1,769台であり、これは9万人以上で人工呼吸器1台を利用する割合となり、不足は深刻な状態です。
また、セーブ・ザ・チルドレンは、バングラデシュ南東部コックスバザールに住むおよそ330万人に迫っているリスクについても危惧しています。この330万人のうち100万人はロヒンギャ難民で、適切な衛生施設や保健医療施設へのアクセスが限定され、人々が密集するキャンプで暮らしています。この地域で、人工呼吸器の深刻な不足は、新型コロナウイルス感染症が拡大した場合、多くの命が失われることにつながりかねないためです。
私たちは、現代における世界の保健と安全に対する最大の脅威の1つに対処するために世界共通の対策−債務救済や、公衆衛生に対するさらなる資金拠出、最も弱い立場に置かれた人々へのセーフティネットの設置、効果的な協調に立脚した対策を講じなければならないと呼びかけます。
また、セーブ・ザ・チルドレンは、バングラデシュ南東部コックスバザールに住むおよそ330万人に迫っているリスクについても危惧しています。この330万人のうち100万人はロヒンギャ難民で、適切な衛生施設や保健医療施設へのアクセスが限定され、人々が密集するキャンプで暮らしています。この地域で、人工呼吸器の深刻な不足は、新型コロナウイルス感染症が拡大した場合、多くの命が失われることにつながりかねないためです。
私たちは、現代における世界の保健と安全に対する最大の脅威の1つに対処するために世界共通の対策−債務救済や、公衆衛生に対するさらなる資金拠出、最も弱い立場に置かれた人々へのセーフティネットの設置、効果的な協調に立脚した対策を講じなければならないと呼びかけます。
新型コロナウイルス感染症 緊急子ども支援https://www.savechildren.or.jp/lp/coronavirus/