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日本/子ども虐待の予防
(公開日:2019.08.23)

「#サッカーも子育てもフェアプレー」チャリティマッチが開催されました

 
2019年8月10日、千葉県柏市の三協フロンテア柏スタジアムにて、「セーブ・ザ・チルドレン チャリティマッチ」2019明治安田生命J2リーグ 第27節 柏レイソル vs レノファ山口FCが開催されました。


始球式参加者と選手の集合写真

セーブ・ザ・チルドレンは子どもの体やこころを傷つける罰のない社会を目指して、子ども虐待の予防に取り組んでいます。

セーブ・ザ・チルドレンとサッカークラブ柏レイソルはともに、子どもをたたかない、怒鳴らない子育ての普及を進めており、その連携の一環として毎年チャリティマッチを開催しています。

会場では、「子どもは人間として尊重されるべき存在。サッカーでも、子育てにおいても、どんな場面でも、子どもをたたいたり、怒鳴ったりといった体罰等を用いたしつけや指導をしないで人としてフェアに向き合うこと。それが子どもの成長にも繋がっていく。」そんな願いが込められた「#サッカーも子育てもフェアプレー」を、今年も引き続きキーワードに、たたかない、怒鳴らない、ポジティブな子育ての啓発活動に取り組みました。

試合前に、選手と一緒にたたかない、怒鳴らない、ポジティブな子育ての啓発
チャリティマッチを観戦に来た人たちに、「#サッカーも子育てもフェアプレー」というロゴが入ったクリアファイルと、柏レイソルの選手たちから体罰等によらない子どもとの向き合い方についてのメッセージが入った、ポジティブな子育てに関するチラシ、子育てワークショップの案内を配布しました。用意した3,000部はあっという間になくなり、多くのサポーターに活動を伝えることができました。

また、柏レイソルの選手たちやチームマスコットのレイくんも啓発活動に協力し、セーブ・ザ・チルドレンのグッズ販売や募金活動を行いました。



さらに、会場内には、6人の選手の直筆サイン入り写真パネルを設置。「#サッカーも子育てもフェアプレー」のロゴも入ったこの写真パネルと一緒に撮影し、SNSでの発信を呼びかけました。



親子で楽しむ始球式・フェアプレーフラッグベアラー体験
昨年に続いて、今年も始球式でボールを蹴る親子2組と、フェアプレーフラッグを持って入場する親子3組の計5組を一般募集しました。

応募の際には、「たたかない、怒鳴らないポジティブな子育て」に関するウェブページで紹介している、年齢に応じた子どもの発達や、たたいたり怒鳴ったりしないで子どもを導くためのヒントなどを読んだ感想も送ってもらいました。

多くのレイソルファンの親子から応募があり、チャリティマッチでの始球式・フラッグベアラーへの参加が親子の楽しい思い出となり、ポジティブな子育てを続けていくきっかけになれば、という思いで5組の皆さんを選定しました。

憧れの選手を間近に見て、大きなピッチに上がれるチャンスを前に、参加者の興奮とワクワクがこちらにまで伝わってきました。ピッチ横でボールの蹴り方やフラッグの持ち方の説明を受ける顔は、子どもも大人も真剣そのもの。本番はばっちり役割を務めました。参加者の満面の笑顔から、子育ての中で親も子も一緒に好きなことに夢中になる時間は、とても貴重だと改めて感じる一幕でした。



今年もチャリティマッチを通して、楽しみながら多くの方にセーブ・ザ・チルドレンの活動を知っていただく機会となりました。今後も、たたかない、怒鳴らない子育てへの関心を高め、子ども虐待を予防するための活動を続けていきます。

(報告:国内事業部 菊池・岩井)




 

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