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企業連携
(公開日:2021.08.30)

【スポーツを通した連携】セーブ・ザ・チルドレン × 柏レイソル チャリティマッチおよびクラウドファンディングの実施

 

セーブ・ザ・チルドレンと柏レイソルは今年、パートナーシップを締結してから10年目を迎えます。


スポーツにおいても、子育てにおいても、どのような場面でも、子どもは一人の人間として尊重されるべき存在。しつけや指導の中で、たたく、怒鳴るといった体罰等を用いず、人としてフェアな向き合い方をしながら、子どもの成長を支えていきたい。


そうした考え(ビジョン)のもと、2015年からは、協働で、体罰等を用いない「たたかない、怒鳴らない、ポジティブな子育て」をともに推進しています。


その連携の一環として、今年も8月14日千葉県柏市の三協フロンテア柏スタジアムにて、「セーブ・ザ・チルドレン チャリティマッチ」2021明治安田生命J1リーグ 第24節 柏レイソル vs 川崎フロンターレ が開催されました。


マッチ前から当日にかけ、親子のポジティブな関係づくりをサポートし、社会全体が「親子の味方」になることを目指し、新たに「#レイソルはおやこのミカタ」をキーワードに、さまざまな啓発活動を展開しました。


また、今年はチャリティマッチに合わせて、この活動をより多くの方に広く支援していただくため、初めての試みとなるクラウドファンディングを開始しました。


現在、新型コロナウイルス感染症拡大により、仕事や生活への不安やストレスが高まり子どもたちを取り巻く状況が深刻化しています。大人が自らのストレスに対応しながら、子どもたちと適切に向き合っていくことが、いま、これまで以上に求められています。


「#レイソルはおやこのミカタ」クラウドファンディングはこちらをご覧下さい。https://readyfor.jp/projects/oyakonomikata


【チャリティマッチ会場での啓発活動】

写真提供:株式会社日立柏レイソル


チャリティマッチの会場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策を取りながら、始球式やスタジアムでたたかない、怒鳴らない、ポジティブな子育てについてのメッセージの表示などを通して啓発活動を実施しました。


写真提供:株式会社日立柏レイソル


昨年に引き続き、始球式に参加する親子2組と、フェアプレーフラッグを持って入場する親子3組の計5組を一般募集しました。応募の際には、子育てにおいて自分や誰かの視点(ミカタ)を振り返るきっかけとなる「おやこのミカタ-ママとボク-」の動画の感想も送ってもらいました。


写真提供:株式会社日立柏レイソル


また、スタジアムスクリーンで「#レイソルはおやこのミカタ」のメッセージと、柏レイソルの選手から寄せられた体罰等によらない子どもとの向き合い方についてのメッセージが流されました。


写真提供:株式会社日立柏レイソル


そして、チームマスコットのレイくんが、セーブ・ザ・チルドレン1日親善大使として「#レイソルはおやこのミカタ」のメッセージと、柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレンのロゴが入った襷(たすき)をかけてスタジアム内を駆け回りました。


写真提供:株式会社日立柏レイソル



【レイソルファンからの啓発メッセージの発信】

さらに、チャリティマッチ当日までの1ヶ月間、SNSにて「#レイソルはおやこのミカタ」シェアキャンペーンを実施しました。


このキャンペーンは、柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレンがそれぞれ、チャリティマッチに関連した投稿を行い、1シェア(Instagramは「いいね」)につき10円を、柏レイソルからセーブ・ザ・チルドレンに寄付していただくものです。あわせて5,000件以上の賛同をいただきました。

投稿にはセーブ・ザ・チルドレンが作成した啓発動画「子どもの権利と、たたかない、怒鳴らない、子どもと向き合うヒント」の紹介も含み、さまざまな形の啓発メッセージを発信することができました。

今年もチャリティマッチやキャンペーンを通して、多くの方にセーブ・ザ・チルドレンの活動を知っていただく機会となりました。


【これまでの連携について】

柏レイソルは、2012年からセーブ・ザ・チルドレンへの支援を開始し、今年で10年になります。2012年から2015年8月末までベトナム北部山岳少数民族の子どもたちへの教育事業にて、教員研修など子どもたちの学習環境の改善を支援。2015年9月より日本における「子ども虐待の予防」活動を支援。これまでに約4万3,000人以上の大人と子どもに対し、啓発活動を実施しました。チャリティマッチ開催のほか、アカデミー全カテゴリーのユニフォームへのセーブ・ザ・チルドレンロゴ掲出をはじめとする広報PR活動や啓発講座の開催などにもご支援いただいております。


セーブ・ザ・チルドレンと柏レイソルはスポーツを通しての連携を深化させ、子どもに対する体罰等のない社会に向けた取り組みを継続していきます。


左から、セーブ・ザ・チルドレン パートナーリレーションズ部 部長 兵頭、柏レイソル瀧川社長、セーブ・ザ・チルドレン 事務局長三好、柏レイソル運営部 河原部長


セーブ・ザ・チルドレンは、毎年600以上の企業・団体の皆さまとさまざまな形で連携し、子どもたちを取り巻く課題解決のために、緊急・人道支援や教育、子どもの保護、保健・栄養などの分野で、日本を含む世界約120ヶ国で活動しています。これからも、企業の皆さまとも協力・連携しながら、子どもたちを取り巻く社会課題の解決に取り組んでいきます。


【企業・団体の皆さまからのお問い合わせ先】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン法人連携担当japan.corporatepartner@savethechildren.org


または下記までお電話でお問い合わせください。
TEL:03-6859-0010(東京)
        06-6232-7000(大阪)







 

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