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企業連携
(公開日:2021.03.05)

セーブ・ザ・チルドレンとファミリーマート 中高生のSDGs教育支援〜第1回は石巻市立桜坂高校、今後は全国でオンライン開催〜

 
セーブ・ザ・チルドレンと株式会社ファミリーマートは、次世代育成のための取り組みの一つとして、中高生を対象に、SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)をテーマにしたオンライン出前授業「『いま、私たちにできることを考えよう』SDGsオンライン教室」を開始いたします。第1回目は、石巻市立桜坂高校(所在地:宮城県石巻市)にて、2021年3月18日(木)に開催いたします。

本年は、東日本大震災から10年となる節目の年であることから、震災の影響を受けた東北地方の学校にて第1回目を開催することとなりました。今後も、全国の学校からの要望等に基づき、取り組みを継続してまいります。

ファミリーマートでは、これまでも、企業としての取り組みの紹介や職業体験などを中心とした出前授業を、主に小学生から高校生を対象に開催してまいりました。2020年度は、コロナ禍の影響で開催が困難な状況があったものの、全32回を開催いたしました(内オンラインでの開催26回)。

また、セーブ・ザ・チルドレンも、ファミリーマートの支援を受け、「先生・ファシリテーターのためのSDGs 学習のための教材」を開発し、全国の子どもたちを対象に、SDGsについて学ぶための講演会やワークショップを開催してまいりました。

2015年に国連で採択されたSDGsについては、昨今、中学・高校を中心に授業実施のニーズが高まっており、教材や学習方法のサポートが必要な学校も多く見られます。また、コロナ禍で対面での講演会や体験学習の機会が減っており、これに代わる学習機会も求められております。

セーブ・ザ・チルドレンとファミリーマートは、NGOと企業それぞれの強みを基にSDGs 達成に向けて日頃より連携していることを活かし、こうしたニーズに応えるため、今回の協働でのオンライン授業を企画いたしました。授業の企画にあたっては、早稲田大学系属早稲田佐賀中学校(所在地:佐賀県唐津市)に協力をいただき、2021年2月にトライアル版を実施しております。

授業では、セーブ・ザ・チルドレンとファミリーマートの両者が講師を務め、SDGsの基本理念や、SDGs達成のための取り組み事例紹介のほか、SDGs目標達成の担い手となる中高生に、身近な話題から具体的な取り組みを考えていただく、グループワークなども実施いたします。

<授業の概要>
〇名称:「いま、私たちにできることを考えよう」SDGsオンライン教室
〇授業内容
・SDGsの基本説明
・NGO/企業の具体的な取り組み事例紹介
・SDGsを自身の課題として捉え、身近に感じるためのグループワーク
〇対象:全国の中学校・高校(SDGsについての基礎的な知識を学びたい学校を想定)
〇講師:セーブ・ザ・チルドレンおよびファミリーマートスタッフ


【ご参考】
◆ファミリーマートの被災地支援に関連した「こども支援」の活動について

(1)大船渡市立末崎中学校におけるワカメ販売指導授業
2012年から毎年9月に、東日本大震災で津波被害を受けた岩手県大船渡市立末崎中学校で「ワカメ販売」を支援する授業を行っております。震災の影響で養殖施設や大切に育てたワカメを失った生徒たちが、それを乗り越え活動を再開していることを聞き、実際の販売時に役立つような挨拶や接客、手作り販促物の作成などをテーマにした出前授業を近隣の加盟店と合同で実施しております。2020年9月で9回目を数え、今後も被災地支援の取り組みの一つとして継続してまいります。

(2)岩手県・宮城県・福島県の女子高生キャリア支援プログラムの応援
2015年から、福島県在住の女子高生を対象としたキャリア教育プログラム「TOMODACHI女子高校生キャリアメンタリングプログラム supported by TOMODACHIコンビニ基金」を支援しています。2020年に開催されたプログラムでは、対象者を岩手県・宮城県・福島県内の高校1年生、2年生の女子高校生に拡大し、全セッションをオンラインで開催いたしました。教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、次世代のリーダー育成を目指すプログラムを提供しております。

◆ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレンとのこれまでの取り組みについて
ファミリーマートは、ファミリーマート店頭募金「夢の掛け橋募金」の寄託先として、1993年から、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の活動を支援し、世界と日本の子ども支援の活動に取り組んでおります。2016年からはタイにおける子どもの水の事故予防事業も支援しております。

また、近年では、新型コロナウイルス感染症緊急支援事業の一環として、収入が減少したひとり親家庭を支援する「ひとり親家庭応援ボックス」への協力や、保育園一体型店舗での子育てワークショップの共同開催などを実施いたしました。

 

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