シリア危機(公開日:2016.08.01)
シリア北西部イドリブにおける産科病院空爆について
7月29日午後、 シリア北西部イドリブで、 子ども支援の国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンが過去2年以上支援してきた産科病院が空爆され、 2名が死亡したほか、 6名が負傷し、 妊娠6ヶ月の女性が両足を失いました。 空爆を受けた病院は、 地域で唯一の出産設備のある産科病院で、 空爆時、 病院では2件の手術が行われており、 1名の妊婦が出産中でした。
セーブ・ザ・チルドレンは現在、 現地パートナー団体と協力しながら、 病院の業務継続に最善を尽くしています。 空爆で、 病院内の設備や、 保育器などの医療機器、 救急車が損壊したため、 現在は救急の患者のみを受け入れ、 帝王切開や難産のケースは、 近隣地区の病院に搬送しています。
「我々は、 あらゆる努力をして妊婦と赤ちゃんのケアを続けています。 出産室と保育器室を安全のために地下に移し、 スタッフが別の病院から発電機と救急車を借りてきて、 緊急のケースに対応しています。 外来診療の再開にはしばらく時間がかかりますが、 病院の6名の助産師が、 自宅での出産をサポートしています。 このような困難な時に、 スタッフが示してくれる忍耐強さと臨機応変さに感謝しています。 」シリア事業ディレクター、 ソニア・クシュ
国際人道法に反する医療施設への空爆は、 今回が初めてではなく、 いかなる正当化もできません。 セーブ・ザ・チルドレンは、 今回の空爆を最も強い言葉で非難します。
セーブ・ザ・チルドレンは現在、 現地パートナー団体と協力しながら、 病院の業務継続に最善を尽くしています。 空爆で、 病院内の設備や、 保育器などの医療機器、 救急車が損壊したため、 現在は救急の患者のみを受け入れ、 帝王切開や難産のケースは、 近隣地区の病院に搬送しています。
「我々は、 あらゆる努力をして妊婦と赤ちゃんのケアを続けています。 出産室と保育器室を安全のために地下に移し、 スタッフが別の病院から発電機と救急車を借りてきて、 緊急のケースに対応しています。 外来診療の再開にはしばらく時間がかかりますが、 病院の6名の助産師が、 自宅での出産をサポートしています。 このような困難な時に、 スタッフが示してくれる忍耐強さと臨機応変さに感謝しています。 」シリア事業ディレクター、 ソニア・クシュ
国際人道法に反する医療施設への空爆は、 今回が初めてではなく、 いかなる正当化もできません。 セーブ・ザ・チルドレンは、 今回の空爆を最も強い言葉で非難します。