トップページ > スタッフブログ > 日本/東日本大震災/福島 > 【福島:学童(12)】学童保育を飛び出して遊びに行こう!
〜福島市・いわき市の園外保育支援?福島市の子どもたち 〜(2014.10.21)

日本/東日本大震災/福島
(公開日:2014.10.21)

【福島:学童(12)】学童保育を飛び出して遊びに行こう!
〜福島市・いわき市の園外保育支援?福島市の子どもたち 〜(2014.10.21)

 
みなさん、夏休みはどこかにお出かけしましたか?海、山、川、遊園地・・・夏は一年の中でも楽しみがたくさんある季節ですね。学童保育に通う子どもたちは、学校のない夏休みには、一日、学童施設で日中を過ごします。学童保育で過ごす時間も楽しいけれど、時には、みんなで一緒に外で思い切り遊んだり、自然に触れたりすることもとても大切。とはいえ、震災後、なかなか自由に外で遊ぶ機会が減りました。そこで、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)とサントリーホールディングス株式会社(以下サントリー)は、サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト(以下、フクシマススム)を通じて、2014年7月から2015年3月までの間、福島市、いわき市の学童保育に通うみなさんの園外保育活動(遠足)支援をしています。

今回は、7月から9月までの福島市の子どもたちが参加した園外保育の様子をご紹介します。

【7月〜9月の園外保育実施状況】

利用クラブ数:福島市内25クラブ
利用人数:計1246名(子ども1030名、おとな216名)
主な行き先:福島県内、宮城県、山形県、栃木県 など


活動紹介? 学童クラブフレンズ(福島市):裏磐梯自然探勝
行き先:裏磐梯(福島県)
主な活動:自然の中での昆虫採集や植物観察、イワナのつかみ取り
子どもたちの声:
「友達と力を合わせて魚を捕まえられたのでよかった」
「歩きながら虫や草や花と触れ合えて楽しかった」


「すべって逃げちゃう!」イワナのつかみ取りに夢中の子どもたち


活動紹介? ゆうゆうクラブ(福島市):那須どうぶつ王国バス遠足
行き先:那須どうぶつ王国(栃木県)
主な活動:動物とのふれあい、敷地内にある草原での自由遊び
子どもたちの声:
「(動物に)餌を差し出すのが怖かったけど、自分のを食べてくれてうれしかった」


広場で鬼ごっこや虫取りを楽しんだあとの素敵な笑顔


活動紹介? やのめ学童クラブ(福島市):吾妻高原
行き先:吾妻高原(福島県)
主な活動:自然の中での昆虫採集や水遊び、自転車での高原散策
子どもたちの声:
「自転車のりで、転んだけど面白かった。もっと遊んでいたかった!」
「夜の散歩で、いろんな星座を見つけることができてよかった」


仲良しのみんなで風をきって自転車をこぐと、気持ちいい!


(報告:福島事務所 望月里紗)

「サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト」は、サントリーホールディングス株式会社と公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとが取り組む福島の子ども支援事業です。東日本大震災発生後、福島の子どもたちは、多くの困難に直面しながら、少しずつ前に進んでいます。学童保育クラブ支援や子ども支援に取り組むNPOとの協働や助成事業を通じて、福島の子どもたちが安心して学び 遊べる環境をハード、ソフト両面からきめ細やかにサポートし、フクシマススムは「ススムっ子」の健やかな成長と明るい未来を支えます。
サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト 


【福島県における学童児童クラブ支援】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、福島市、南相馬市、いわき市の学童児童クラブを中心に、日常の遊び場の提供、施設整備、そして、学童関係者の学びや情報共有の場づくりなどの取り組みを行っています。これらの包括的な支援活動を通じて、子どもにやさしい学童児童クラブの環境づくりを後押ししています。

 

あなたのご支援が子どもたちの未来を支えます

もっと見る

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

1回から無理なくご支援いただけます。

PAGE TOP