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日本/東日本大震災/福島
(公開日:2011.12.13)

福島:わくわくキャンプを行いました!(2011.12.13)

 
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、福島の子どもたちが、安心して安全に子どもらしく遊べる場所を確保するために活動を進めています。
11月26・27日には、東京都八王子市にある工学院大学のキャンパスで1泊2日の「わくわくキャンプ」を(TKK3大学連携プロジェクト主催/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン協力)で行いました。
今回の「わくわくキャンプ」企画には、いわき市内の親子23名に参加いただきました。今日はそのご報告です。

<日程>
1日目…いわき市出発・高尾山ハイキング・ウェルカム会
2日目…理科の実験教室・スポーツイベント・放射能についての勉強会(保護者向け)・BQQ・またねの会・いわき市到着

今回は1泊2日という限られた時間ではありながら、震災以降、屋内で遊ぶことの多い子どもたちが、屋外でのびのび遊ぶことのできる機会づくりとして、TKK3大学連携プロジェクトの大学生たちが中心となり、紅葉真っ盛りの高尾山でのハイキングや大学の広いグラウンドでのスポーツイベントを行いました。また、TKK3大学連携プロジェクトとの連携により理科実験教室も実施しました。
高等教育機関である大学のキャンパスで過ごすことは、小学生の子どもたちにとっては、はじめての経験で、新たな学びを経験する貴重な機会にもつながったと思います。






今年の秋、参加者のある家庭の子どもたちは「外へは行かない」「草や木、落ち葉のある所へは行かない方が良い」言っていたそうです。
しかし、今回の高尾山ハイキングでは、一時的ではあるものの、そういった心配から解放され、のびのびと楽しむことができたようだという声が保護者の方からありました。
また、多くの子どもたちからも「足は疲れたけれど、高尾山ハイキングが楽しかった」や「理科の実験教室が楽しかった」、「またやりたい」という、企画をした私たちにとってもうれしい言葉が聞かれました。



今回の企画は、学生ボランティア中心に運営が進められたことで、子どもたちにとってもお兄さんやお姉さんと時間を過ごせる時間が有意義だったようです。いわきに帰るバスに乗るぎりぎりの時間まで名残惜しそうに一緒に過ごしていました。



(報告:仙台事務所 阿部)

 

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