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日本/東日本大震災/福島
(公開日:2015.04.10)

【福島:学童(16)】いわき市平四小第二児童クラブ建設:新しい児童クラブが完成!開所式が行われました!(2015.04.10)

 
2014年11月から建設が始まったいわき市平四小第二児童クラブがついに完成し、2015年3月30日に開所式が行われました。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)はサントリーホールディングス株式会社(以下サントリー)と協働で、サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクトを通じて、福島県内で学童保育施設の建設を行っています。
今回は、いわき市平四小第二児童クラブ完成のご報告と開所式の様子をお届けします。


■平四小第二児童クラブ完成!







工事着工から約5か月間、建物の設計の時から児童クラブの子どもたち、父母会や指導員の皆さんの意見を聞きながら、建設会社と設計会社の方々と協力して建設を進めてきました。
中でも平四小児童クラブは建設スペースが限られていて、どのようなデザインにすれば最も効率的に敷地を活用できるか、設計会社を中心にみんなでアイデアを絞りました。
結果的にたどりついたのが下の写真にあるような、テトリスのブロックの様なデザインでした。






上の写真の青い部分が今回建設された第二児童クラブの屋根で、白い部分が既存の第一児童クラブの屋根です。(比較しやすくする為、第二児童クラブの屋根を青く画像処理しています。実際の色はグレーです)
第一児童クラブとの連結の方法や、もともと不足していたトイレの数や手流し台の高さなど工夫を凝らして完成を迎えました。


■開所式の様子
待ちに待った開所式では、サントリーとSCJよりいわき市と児童クラブの子どもたちへカギの贈呈が行われました。
子どもたちからは感謝の言葉と記念品の贈呈が行われた後、元気いっぱいのダンス・歌が披露され児童クラブの中は熱気に包まれました!








多くの方々のご協力により、平四小第二児童クラブを完成させることができました。これからもSCJは放課後の子どもたちの安心・安全な居場所づくりのため、学童施設建設、園外保育活動、指導員研修などの支援を続けていきます。







(報告:仙台事務所 宮川 淳)


【サントリー・SCJ フクシマ ススム プロジェクト】
フクシマ ススム プロジェクトは、福島の子どもの健やかな成長を願い、サントリーホールディングスとSCJで進める、子ども支援の取り組みです。学童保育支援のほか、教育、NPO助成、子どもの場所づくり支援など、福島への想いをひとつにして、明るい未来にススム福島の子どもたちを応援します。

【福島県における学童保育(放課後児童クラブ)支援】
SCJは、福島市、相馬市、南相馬市、いわき市の学童保育施設に、日常の遊び場の提供、施設整備、そして学童関係者の学びや情報共有の場づくりなどの取り組みを行っています。これらの包括的な支援活動を通じて、安心・安全な学童保育の環境づくりを後押ししています。

 

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