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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2012.12.14)

わくわくする保育所だね 〜東松島市矢本東保育所が開所しました〜(2012.12.14)

 

12月3日月曜日。朝もやの中続々と登所してくる109名の子どもたち。皆が待ちに待った東松島市矢本東保育所開所式が行われました。

今回セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが東松島市矢本東保育所建設のお手伝いをした背景には、80名定員の保育所に109名の子どもたちが入所し、手狭な保育室で生活していた事がありました。市内で最も入所人数が多く、布団を重ねながらホールで寝ていた子どもたち。“少しでも広い場所で伸び伸びと、自由に過ごさせてあげたい”という保育士たちの願いを、ようやく叶えることが出来ました。
開所式には、全世界のグループ会社から様々な方法で支援金を集めてくださり、今回の保育舎建設にご協力いただきました「エボニック グループ」の皆さまも保育所の完成をお祝いに来てくださいました。エボニック社には昨年度より、「粉マジックショー」を
宮城岩手において実施していただいており、継続的にソフト面での支援をいただいております。

式典には東松島市の阿部秀保市長をはじめとする市役所の方々、建設に携わってくださった設計事務所や施工業者の方など多くの方々にも参加していただきました。
保育所の代表として4・5歳児のひまわり組とゆり組の児童56人が参加してくれました。初めて保育所に入って興奮気味の子どもたちに保育所の感想を聞くと、「いいにおいの保育所!」「広いの!」と口々に答えてくれました。 阿部市長からの「元気いっぱい遊んでください!」という言葉に、大きな声で「はい!!」と答えてくれた頼もしい子どもたちでした。
また子どもたちからもお礼の言葉と「ハッピーチルドレン」の合唱をプレゼントしてもらいました。

「あたらしいほいくしょを つくってくれて ありがとうございました!」
東松島市の人気者、イートくんとイ〜ナちゃんも一緒にお祝いしてくれました〜

 

在日エボニックグループ代表エボニックデグサジャパン株式会社代表取締役社長
ウルリッヒ・ジーラー様(右)と
東松島市長 阿部秀保様(左)による寄付銘板のお披露目

 


そして記念の植樹はひまわり組の力持ち、りゅうせいくんとしっかり者のなみかちゃんが保育所代表で参加してくれました。「おもかったけど楽しかった〜」来年の春には東松島市花でもある桜が咲いて、新しいお友だちを迎えてくれるでしょう。
 


保育所建設に関わってくれた方たちと一緒に。
この場に居た大人たち全員が、東松島の子どもたちが元気で過ごせることを願っています。




この矢本東保育所建設にあたっては、5月からひまわり組の子どもたちと共に建設レポートを行ってきました。
子どもたちと一緒に建設の過程を見守り、保育所完成を楽しみにしている方たちへ報告していくプログラムを4回に分けて実施してきました。その様子は後日、子どもたちが描いてくれた絵と共にご報告させていただきたいと思います。





これから0歳児保育も始まります


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは今後も子どもたちが安心・安全に過ごすことが出来る環境作りのお手伝いをしていきたいと思います。今後も皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

☆★☆ 矢本東保育所建設にご協力いただいた方々 ☆★☆






〜皆様の多大なご支援とご協力に御礼申し上げます〜


(報告:仙台事務所 宍戸)


 

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