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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2014.09.30)

夏の出前講座?〜「食」と「風船」で夏の楽しい思い出づくり〜(2014.09.30)

 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)では、子どもたちが毎日楽しく過ごすことができるよう、学童保育支援を行っています。その一つに、企業が出張して提供する「出前講座」があります。

夏休みの長い1日を学童で過ごすことになる子どもたちや、日々保育に奮闘している指導員にとって楽しい思い出をつくってもらいたいという気持ちから、今年も「出前講座」を開催。岩手県・宮城県にて述べ子ども840名、指導員196 名が参加しました。サッカー教室やバルーンアートワークショップなど6種類の出前講座のなかから、2つの講座の様子についてご紹介いたします。



◆「ピザに入っていたピーマンが食べられた!」
1つ目は、大阪の株式会社魚国総本社による「食育」をテーマにした紙芝居を見て、米粉100%のピザを味わいました。紙芝居では、しっかり食の大切さを学び、その後、地産地消のため、地元の野菜や三陸の銀鮭を使用した美味しいピザを頬張りました。岩手・宮城の子どもたち合計331名が参加しました。ピザのトッピングの1つであるピーマンが苦手な子どもたちが「食べれたよ!」と嬉しそうに話していたり、石窯を積んだフードトラックの中を外から見たりと盛りだくさんでした。


<当日の様子>
 

(魚国)「お米は何に使われている?分かる人〜っ!」
(子どもたち)「はーーいっ!!」

 

焼きたてのピザを美味しく頂きました(この日は、おかわり最大4回!)


〜参加者の声〜
・「(食育をテーマにした)紙芝居が面白かった」(子ども)
・「ピザに入っていたピーマンが食べられた!」(子ども)
・「子どもたちにとって、とても良い思い出になりました。ありがとうございます」(指導員)



◆「風船を飛ばす時、叶ったら良いなと思いました」
2つ目は、株式会社IMPROVEが管理する事業、airstudioによるバルーンアートワークショップ。去年も宮城県内の学童でのワークショップに協力頂き、風船を使った工作は子どもたちに大人気でした。今年は、合計136名の子どもたちが参加し、それぞれ工作を楽しみました。


<作品紹介>

 
まずは、色とりどりの風船の中から好きな色を6つ選んで1つ1つ膨らませ、結んで、ねじって・・。マジックペンで好きな顔を書いたら、お人形さんの完成です!!

 
 

最後に、みんなの夢が叶うように白い大きな風船にそれぞれの「夢」を描いて飛ばしました。空高く飛んでみんなの夢が叶いますように。

バルーンリリースの写真は、SCJが小冊子にまとめ、参加した子どもたちへ2015年3月に渡しました(2015年8月更新)。


〜参加者の声〜
・「楽しい1日になりました。ありがとうございました。」(子ども)
・「空高く、風船が飛んで良かったです。」(子ども)
・「夏休みのいい思い出になりました。ありがとうございました。」(指導員)
・「あんなに高く飛ぶんですね。びっくりしました。」(指導員)



学童は、毎日異なる年齢の子どもたちが生活をする、大切な子どもたちの居場所です。SCJでは今後も、子どもたちの環境づくりのサポートを続けて行きます。


(報告:仙台事務所 飯部、鈴木)


 

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