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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2015.10.26)

【岩手:学童(8)】「第1回研修会〜岩手県山田町での取り組み〜」

 

9月に岩手県山田町にて、放課後児童支援員等(旧:学童保育指導員、以下学童指導員)を対象にした研修会が自治体とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの共催により開催されました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)では、震災以降、学校再開後の子どもたちの放課後の居場所づくりの一環として放課後児童クラブ(通称:学童保育)に対するサポート事業を行っています。その事業の一つである「学童指導員研修」は、学童指導員が日々の保育に役立つ知識や技術を身に付けることができる機会を提供することを目的としています。本研修は全3回シリーズで行うこととし、内容や進め方については行政担当者の方と相談しながら企画・実行してきました。今日は、第1回目の様子を紹介いたします。


◆「工作づくり」(指導員13名参加)
今回シリーズで取り組んでいる内容は、県内の講師もしくは同じ市区町村の指導員の知見交流から“自分たちでできる研修会”を目標としています。第1回目は、室内遊びとして活用できるものとして、SCJスタッフが工作2つを紹介。その後、各学童で流行っている遊びについて学童指導員の皆さんが自作のレジュメに沿って紹介しました。


<当日の様子>
【はじめに】

まずは、SCJスタッフから研修会の主旨説明。


【第1部 2つの工作づくり】
?『スロットゲーム』

すぐに使える室内遊び『スロットゲーム』工作開始。色塗りも各学童の個性が出ていました。


実際に遊び方を学びます。実際に学童で使っている学童指導員さんから共有。


?『パタパタ数字あわせ』

1つのサイコロを振って、出た目の数字になるよう表の数字(黒)→裏の数字(赤)に裏返していきます。先に全部の自陣の数字を裏返すことができたら勝ちという・・・なかなか頭を使うゲームです。



【第2部 各学童保育での遊びの紹介】

学童指導員さんによる流行っている遊びの紹介。実物を持参した方も!


〜参加した学童指導員の声〜
・「『スロットゲーム』は簡単で面白い、早速子どもたちと遊んでみます。」
・「『パタパタ数字あわせ』も子どもたちは喜ぶと思う。小さい子にはサイコロの数を教えてあげてやると一緒にできるね。」
・「今日はたくさんの遊びを学びました。一気に子どもたちにやって見せたいが、もったいないから小出しにします。」


初めての取り組みで戸惑った指導員の方々もいたようでしたが、笑い声の溢れる研修会となりました。今後も、同じ保育現場の指導員と交流を図りながら子どもたちに必要な保育技術等について話し合う機会になればと思います。


第2回目は、10月に実施予定です。次回の報告をお楽しみに!!


(報告:遠野事務所 釜台、東京事務所 鈴木)



 

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