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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2011.04.11)

震災から1ヶ月が経ちました(2011.4.11)

 




 


「災害に見舞われた直後、我々の活動が焦点と定めたのは、子どもたちとその家族の社会心理ケアです。NGO団体らしい機動性と地球規模の知見が、今回の支援活動にはダイレクトに生かされている。必要不可欠な物資の支援においても、「こどもひろば」にしても、その目的は常に、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」の実現。そのためには、大人も含めた地域社会全体が長いスパンで取り組んでいく仕組みづくりも重要です。また、行政とNGOとの協働による、復興以上を目指した、社会を変えていく働きかけにも、より一層傾注していきたい。」


上は、震災から1ヶ月を迎えての、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長、渋谷弘延の言葉です。


この1ヶ月、皆さまから、多大なご寄付・ご支援をいただき、またあたたかい応援メッセージをいただき、有り難く、また緊急支援を行っていくことの責任を改めて感じております。


 



★20110326_00017.JPG


 


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、これまでに、宮城県と岩手県あわせて19ヶ所に「こどもひろば」を設置し、被災した子どもたちが安心安全に遊べる場をつくってまいりました。


また、子どものケアと並行して緊急物資の配布を行ってきました。これまでに、衛生キット(バスタオル、フェイスタオル、洗濯洗剤、ハブラシ、歯磨き、石鹸、下着)140セットを宮城県東松島市で配布しました。今後も物資の配布を展開予定です。


今回の大震災の復興には、膨大な時間と支援が必要とされます。セーブ・ザ・チルドレンでは、3カ年計画で復興支援に取り組みます。今後、被災した子どもたちの保護と教育に重点を置き、その家族や保護者の支援、コミュニティとも協働しながら中長期にわたり支援を行っていきます。


 


また、今回の「こどもひろば」の実績を生かして、防災基本計画・災害対策に子どもケアとして「こどもひろば」が組み込まれていくよう働きかけを行っていきます。


 


このブログを書いている間も、また地震があり、東京でも強く長い揺れを感じました。皆さまにおかれましても、くれぐれもお気をつけてくださいませ。


 


※本日、トップページに、「こどもひろば」に関する映像を2つ掲載いたしました。→トップページへもどる


 


写真撮影:ZETS/Save the Children Japan


 






 

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