日本/東日本大震災/子どもの保護(公開日:2013.06.17)
新しい遊具が入ったよ!!東松島市での公園づくり(2013.06.17)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下:SCJ)は、子どもたちが遊び、学び、成長できる安全な環境づくりを目的として、これまで石巻市で公園の整備を実施してきました。2013年に入り新たに、隣接する東松島市内4ヶ所(南新町公園、下町公園、ミニ公園NO.71、南赤井公園)において公園整備が完了し、子どもたちとオープニングセレモニーを行いましたので、ご報告いたします。
■遊具が新しくなる!!
今回の整備では、市内で津波被害を受けた既存の公園の安全性を高め、また遊具の充実をはかるため、市役所の建設課との協働により、老朽化した遊具の撤去や新しい遊具の設置をすることになりました。4つの公園は、2013年の4月に着工し、5月に竣工しました。
【赤井地区:南新町公園】
小さな子も遊べるスプリング遊具。飛行機と船で出発♪ 屋根付き休憩所もできました。次世代型のジャングルジム、スペースキューブ!!
【矢本地区:下町公園】古くて使えなかった遊具と同じような左右に動く遊具ができたよ。その名も「プルルン」中に入ってお友達と遊べます♪
【小野地区:ミニ公園No.71】ミニ公園だけど広い!!たくさんの子どもたちが同時に思い切り楽しめる工夫をこらしました。すこし大きい子がチャレンジできる遊具も設置。写真は高くそびえるクライミングウォール。
【赤井地区:南赤井公園】木製遊具がたくさんある公園でした。津波で浸水し、木製遊具の老朽化が進んでしまったので、昇り降りが出来る遊具や回転遊具などの新しい遊具が置かれ、ぐっと明るくなりました。
■いよいよ公園のオープニング!!
2013年5月18日、4つの公園を代表して、南赤井公園でリニューアルオープニングイベントを行いました。当日は天気にも恵まれ、子ども113名、大人60名の計173名の参加者が大集合。式典では、東松島市大沼副市長、南二区石川区長、株式会社プレナス稲冨エリア長の三人の方にテープカットにご協力頂ました。また、東松島市のゆるキャラ「イートくん」もお祝いにかけつけてくれました。
式典が終わると、子どもたちは次のプログラムに参加。
?クイズラリー: ?遊具事故が多いのは??遊ぶ時に安全な服装は?
? POKEMON with YOU ワゴン: ?エコバック&ピカチュウとリズムのステージ
?遊具インタビュー: ?遊具の感想を聞いちゃいます!?
テープカットをイートくんも見守ります。
受付は長蛇の列!! ポケモンさんのエコバックは一番人気ですね♪
クライミングには、子どもたちがいっぱい集まっていました。
ニョッキーという回転遊具。小さな体で精いっぱい回します!
遊具についてインタビューを実施!!
みんなが遊具のいいところ・気を付けるところ 最後は、・遊具の新しい名前を考えてくれました!!
クイズとリズムのステージ!!最後は、ピカチュウと大盛り上がりです♪
公園整備事業で恒例になりつつある「遊具インタビュー」では、新しい遊具の楽しいところ、気を付けたほうがいいと思われる安全面について、また遊具のニックネームなど、子どもたちが子どもならではの目線で考えた意見をたくさん出してくれました。これらの意見はきちんととりまとめ、東松島市役所へご報告する予定です。
今回、ふりかえるとあっという間の公園整備でしたが、津波で腐食するなど老朽化した遊具を取り除き、新しい遊具を入れることによって、より幅広い年齢層の子どもたちにとって、
立ち寄ったり、遊んだりしやすい公園になったのではないかと思います。これからもSCJは、子どもたちが安心・安全な遊び場で、のびのびと遊べるように取り組んでいきたいと思います。
本公園整備事業は、持ち帰り弁当ブランド「ほっともっと」の1食1円キャンペーンのご支援により実現しています。
また、オープニングイベント運営には、株式会社ポケモン、東松島市建設課のみなさまのご協力を頂きました。
この場を借りて、ご支援・ご協力をいただいたみなさまに心より御礼申し上げます。
【仙台事務所 飯部】