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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2011.12.06)

新こどもひろばについて(2011.12.06)

 
今月から宮城の新こどもひろばの様子をブログに定期的に更新していこうと思っています。

■ 新こどもひろばについて
震災により既存の公園やその他の子どもの施設には仮設住宅が建設され子どもたちの遊び場が限られています。
そこで公園整備を行い、少しでも子どもたちの遊び場を確保するために仮設住宅の集会所や談話室を利用するなど、子どもたちが集まり活動できる場所づくりをしています。地域の行政や住民の方たちと、遊び・学ぶ機会づくりを通し、
子どもたちの日常性の回復や自信の回復を支えていくことを目指しています。

今日は、宮城県における夏休みの新こどもひろばの様子をご紹介致します。

■ 暑い夏でも元気な子どもたち(6月下旬?9月下旬)
夏休みに向けて、避難所から仮設住宅団地へ多くの家族の生活拠点が移り、東松島市2カ所、名取市1ヵ所で集会所を活用した週1回2時間の子どもの遊び場づくりを行ってきました。
たとえば、2時間のプログラムでは始めの1時間に宿題をしたり自習をしたりし、その後に子どもたちがしたい遊びをしました。











子どもたちは週1回の活動を楽しみにしてくれており、活動の時間になると子どもたちが集まってきます。
「週1回だから、今日はこっちにきた!」や曜日変更について子どもたちに意見を求めたところ「金曜日しか来られないから、金曜日にして!」といううれしい言葉もありました。
10月以降も地元の子ども支援団体の方々と協働で週1回の仮設集会所での活動を続けています。
また、11月中旬には集会所に子ども向け家具やおもちゃの提供を行いました。

■ プレイパーク ?あれ?!いつもの公園と違う!!?(9月11日)
公園整備に向けて、9月11日に石巻市蛇田町公園でプレイパークを実施しながら、
どんな公園にしたいか、公園をよく利用する子どもたちや保護者の方にアンケート保護者の方からは「子どもたちが思い思いに遊べてとてもいいです。定期的にやって下さい」という声が多くありました。
これからは、このアンケート結果をもとに公園づくりワークショップを実施し、子どもの意見が反映された公園整備を行っていきます。





「新こどもひろば」の様子を随時、みなさんにお知らせしたいと思います。ご期待ください。
(報告:仙台事務所 阿部)

 

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