日本/東日本大震災/子どもの保護（公開日：2014.03.31）
「『ポケモンさん、ありがとう』 ～松ぼっくり学童クラブ誕生（岩手県陸前高田市）～ （2014.03.31）」
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン（以下、SCJ）では、子どもたちが安心・安全な環境で遊び、学び、成長するための支援に取り組んでいます。
今回、「POKÉMON with YOU 募金」＜運営：株式会社ポケモン（以下、ポケモン）＞のご支援により、岩手県陸前高田市の気仙小学校の子どもたちが通う「松ぼっくり学童クラブ」が開所されました。ポケモンにはこれまで、「POKÉMON with YOU 募金」を通じ、同市における仮設団地集会場の開設をはじめ、多大なるご支援をいただいています。
◆ 「松ぼっくり学童クラブ」の誕生
「松ぼっくり学童クラブ」は、保護者の強い願いから立ち上げられました。
震災の影響を受けて地域の学校が統廃合され、放課後の子どもの安全な居場所確保のニーズが高まったことから、保護者を中心とした運営委員会が立ち上がり、学童施設の開所が決定されました。このような背景の中、小学校校内に学童専用スペースを持つことは、保護者の念願でした。
倉庫の設置や余裕教室の修繕工事、備品の搬入など、準備からおよそ1年の歳月を経て、「松ぼっくり学童クラブ」が誕生しました。SCJでは、ポケモンのご支援のもと、陸前高田市役所と連携し、その願いを実現させるための支援に取り組んできました。
☆ 「松ぼっくり学童クラブ」開所までの道のり ☆
・ 2013年 2月～ 開所のための準備
・ 2013年 7月～ 公共施設の一室を間借りし試験的に学童運営
※ 倉庫の設置や学校の余裕教室の修繕工事、備品搬入など
・ 2014年 2月～ 気仙小学校校内の専用の学童スペースで開所
◆ 陸前高田市副市長、表敬訪問
「松ぼっくり学童クラブ」の誕生を祝い、ポケモンから上郷様（こどもの明日を創るプロジェクト 部長）、伊藤様が陸前高田市を訪れ、久保田副市長を表敬訪問しました。
上郷様は、「今回の支援をはじめ、東北で取り組んでいる支援活動は、ポケモンを愛してくださる皆様へのご恩返しでもあります」と力強く話されました。
久保田副市長からは、支援への感謝の言葉をいただきました。また、当日ポケモンが持参されたポケモングッズを囲むと自然と顔がほころび、和やかな面談の機会となりました。
和やかな面談の様子（左：伊藤様／中央：上郷様／右：久保田副市長）
◆ 「松ぼっくり学童クラブ」訪問
「松ぼっくり学童クラブ」では、「感謝の会」が開かれました。子どもたちや指導員、保護者、市役所から関係者が出席し、感謝の言葉がポケモンへ伝えられました。
「POKÉMON with YOU 募金」を通してぬいぐるみやDVD、ボードゲームなど、ポケモングッズがプレゼントされました。
子どもたちからは、「みんなで仲良く、大切に使わせていただきます」と笑顔がこぼれました。
指導員や保護者からは、「すてきな学童クラブをいただき、ありがとうございます」と感謝の気持ちが伝えられました。
子どもたちからは、かわいくてステキな手づくりの感謝状が贈られました。
子どもたちの健やかな成長を願い、家族とその生活を守るために、日々、懸命に仕事に励む保護者。
そして、その保護者の想いを胸に抱きとめ、子どもたちに寄り添いながら保育に献身する指導員。
ときに友だちとぶつかりながらも、遊びを通して元気に自由闊達に毎日を送る子どもたち。
「ポケモンさん、ありがとう」は、感謝を伝える言葉であると同時に、明日への揺るがぬ決意が込められたメッセージであると感じました。
SCJでは、今後も、子どもたちが安心・安全な環境で遊び、学び、成長するための支援に取り組んでいきます。皆様のご支援、ご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりますが、今回ご支援をいただいた株式会社ポケモンならびに、陸前高田市の関係者の皆様に、改めてお礼申し上げます。
（報告： 遠野事務所 桜井良平）
今回、「POKÉMON with YOU 募金」＜運営：株式会社ポケモン（以下、ポケモン）＞のご支援により、岩手県陸前高田市の気仙小学校の子どもたちが通う「松ぼっくり学童クラブ」が開所されました。ポケモンにはこれまで、「POKÉMON with YOU 募金」を通じ、同市における仮設団地集会場の開設をはじめ、多大なるご支援をいただいています。
◆ 「松ぼっくり学童クラブ」の誕生
「松ぼっくり学童クラブ」は、保護者の強い願いから立ち上げられました。
震災の影響を受けて地域の学校が統廃合され、放課後の子どもの安全な居場所確保のニーズが高まったことから、保護者を中心とした運営委員会が立ち上がり、学童施設の開所が決定されました。このような背景の中、小学校校内に学童専用スペースを持つことは、保護者の念願でした。
倉庫の設置や余裕教室の修繕工事、備品の搬入など、準備からおよそ1年の歳月を経て、「松ぼっくり学童クラブ」が誕生しました。SCJでは、ポケモンのご支援のもと、陸前高田市役所と連携し、その願いを実現させるための支援に取り組んできました。
☆ 「松ぼっくり学童クラブ」開所までの道のり ☆
・ 2013年 2月～ 開所のための準備
・ 2013年 7月～ 公共施設の一室を間借りし試験的に学童運営
※ 倉庫の設置や学校の余裕教室の修繕工事、備品搬入など
・ 2014年 2月～ 気仙小学校校内の専用の学童スペースで開所
◆ 陸前高田市副市長、表敬訪問
「松ぼっくり学童クラブ」の誕生を祝い、ポケモンから上郷様（こどもの明日を創るプロジェクト 部長）、伊藤様が陸前高田市を訪れ、久保田副市長を表敬訪問しました。
上郷様は、「今回の支援をはじめ、東北で取り組んでいる支援活動は、ポケモンを愛してくださる皆様へのご恩返しでもあります」と力強く話されました。
久保田副市長からは、支援への感謝の言葉をいただきました。また、当日ポケモンが持参されたポケモングッズを囲むと自然と顔がほころび、和やかな面談の機会となりました。
和やかな面談の様子（左：伊藤様／中央：上郷様／右：久保田副市長）
◆ 「松ぼっくり学童クラブ」訪問
「松ぼっくり学童クラブ」では、「感謝の会」が開かれました。子どもたちや指導員、保護者、市役所から関係者が出席し、感謝の言葉がポケモンへ伝えられました。
「POKÉMON with YOU 募金」を通してぬいぐるみやDVD、ボードゲームなど、ポケモングッズがプレゼントされました。
子どもたちからは、「みんなで仲良く、大切に使わせていただきます」と笑顔がこぼれました。
指導員や保護者からは、「すてきな学童クラブをいただき、ありがとうございます」と感謝の気持ちが伝えられました。
子どもたちからは、かわいくてステキな手づくりの感謝状が贈られました。
子どもたちの健やかな成長を願い、家族とその生活を守るために、日々、懸命に仕事に励む保護者。
そして、その保護者の想いを胸に抱きとめ、子どもたちに寄り添いながら保育に献身する指導員。
ときに友だちとぶつかりながらも、遊びを通して元気に自由闊達に毎日を送る子どもたち。
「ポケモンさん、ありがとう」は、感謝を伝える言葉であると同時に、明日への揺るがぬ決意が込められたメッセージであると感じました。
SCJでは、今後も、子どもたちが安心・安全な環境で遊び、学び、成長するための支援に取り組んでいきます。皆様のご支援、ご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりますが、今回ご支援をいただいた株式会社ポケモンならびに、陸前高田市の関係者の皆様に、改めてお礼申し上げます。
（報告： 遠野事務所 桜井良平）
