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日本/東日本大震災/子どもの保護
(公開日:2013.01.08)

のびのび遊ぼう!おやこひろばin大槌町〜岩手で初めての開催〜 (2013.01.08)

 

12月8日(土)、岩手県大槌町の城山体育館で「のびのび遊ぼう!おやこひろば」を開催しました。 これは、SCJとP&Gジャパンの連携による被災地の子どもへの継続的支援の一環で、6月に宮城県東松島市 、11月に石巻市で実施し、岩手県では初めての開催となりました。 
「のびのび遊ぼう!おやこひろば」は、震災の影響で公園やグラウンドなどが不足し、日常生活において体を動かすことが減っている被災地の子どもに、全身を使って楽しむボールプールやサイバーホイールなどの大型遊具を中心とした室内あそび場で遊んでもらうイベントです。当日は1歳から6歳までの子どもたちとその保護者合せて115名(37組)が参加し、元気な声が会場いっぱいに広がりました。


【全体の様子】

広いスペースだから思いっきり体を動かせます。
大型遊具がたくさん設置され、子どもたちはどこで遊ぼうかワクワクです!


【ボールプール】

たくさんのボールに体が埋まる感覚はとっても気持ちがいいんですよ。
力いっぱいボールをかき分けて体を動かします。
『あれれ?ボールに埋もれて見えなくなっちゃった〜』

【ソフトブロック】
        
『よいしょ、よいしょ!』自分のアイデアで大きなブロックを組み立ててコースを作りました。
トンネルも出来ました。さあ、みんなでチャレンジです!

【ベビーコーナー】
       
赤ちゃんとお母さんがゆっくり遊べるスペース。固いブロックを使って少し大きなお兄ちゃんは 
こんなふうに遊んでいました。子どもたちはたくさんのアイデアを持っていますね。

【サイバーホイール】
     
                                みんなちゃんと並んで順番を守ってくれました
 『もうハイハイが出来るボクならこんな大きなホイールだって動かせるんだよ!』 『早く乗りたいな〜』 などなど会場に遊びに来た子どもたちがコメント。また、お母さんも子どもの真剣な姿に『ガンバレ〜!』と応援しています。

【ごっこあそびコーナー】
     
               お母さんとままごとごっこ                          お父さんと一緒にブロック遊び  
子どもたちは『お母さんはいつもこんなふうにしてるよね』と包丁やお鍋を使ってお料理やお買い物を楽しんでいます。また、お母さんたちからは『小さな椅子や机がかわいい!』『本物みたい!』と歓声があがっています。

【ロディヨガ】
       
“木のポーズ”みんなバッチリキマッってます! 『背中をまっすぐ伸ばして・・・』上手ですね!

イタリア生まれの乗用玩具のロディを使った親子ヨガ – Rody Yoga(ロディヨガ)
発達中の子供たちのからだをロディがやさしくサポートしながら運動神経、バランス感覚、心と知性の健やかな発育をうながします。子どもも大人も気持ちよく体を動かして楽しみました。


今回の開催では大槌町だけでなくお隣の釜石市や山田町からもたくさんの参加がありました。終了時間には「まだ遊びたい!」と泣き出してしまう子どもの姿も見られました。沿岸地域では公園や学校が被災し、その後も仮設住宅が建つなど、子どもたちが安心して遊べる広い場所が少なく、現状がありストレスを抱えているといわれています。このような中で子どもたちが元気に遊び成長していけるよう私たちにできることを考え、実施していきたいと思います。
※次回は2013年3月24日(日)山田町で開催します。お楽しみに!!


(遠野事務所 藤井由佳)


 

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