モンゴル(公開日:2013.10.25)
英国外務大臣がウランバートル市の事業地を訪問しました(2013.10.25)
2013年10月14日に、ウィリアム・ヘーグ英国外務大臣が、ウランバートル市チンゲルテイ地区にある事業地を来訪しました。当日は、子どもクラブのメンバーである7歳から10歳の13人の子どもたちが大臣を出迎え、子ども参加によるグッドガバナンス推進事業について紹介し、ダンスを披露しました。
この事業は、在モンゴルイギリス大使館から助成を受け、子どもたちが地域の行政活動に積極的に参加し、子どもたちの声が、市政府・自治体の意思決定者に届くよう、子ども参加の現状の調査、地方公務員・行政職員やソーシャル・ワーカーなどを対象にした研修の実施、保護が必要な子どもたちの照会制度の改善・強化、子どもクラブ結成および行政職員と子どもクラブのメンバーによる定期的な会合の実施などを行いました。
(同事業については、2013年7月17日付のブログでもご紹介しています。)
大臣から事業について聞かれた子どもたちからは、事業を通じて、地域のために自分たちの時間を有効に使えることが嬉しい、身の回りの重要な問題に対して自分たちの考えを市政府・自治体に伝えることできることが嬉しいといった声が聞かれました。
大臣は子どもたちの話を聞き、地域の子どもたちが事業に果たした役割や貢献を高く評価し、今後、事業地以外の地域において同様の活動が広がっていくことを期待したいとコメントしました。また、後日にも、大臣はご自身のツイッターに訪問時の感想をツイートしています。
イギリス政府からは、SCのモンゴルの活動に、1994年からご支援いただいています。
(報告者:海外事業部 真嶋五月)
視察を終えて?大臣と子どもクラブの子どもたち