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モンゴル
(公開日:2011.01.14)

オデュムンへの絵がモンゴルでもケーキになりました(2011.1.14)

 

モンゴル事務所の柴田貴子です。

皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年中は、モンゴルへのあたたかいご支援を、本当にありがとうございました。2011年も引き続き、モンゴルの子どもたちをご一緒に見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。

さて、モンゴルブログは昨年に引き続き、主にモンゴル人スタッフのメッセージをとおして、現地の活動の進捗や子どもたちの様子をお伝えしていきたいと考えております。2011年の第1回目は、2010年の暮れにご紹介した、伊勢丹様の企画により自分の絵がケーキになったオデュムンへのお話 のつづきをお伝えします。

前回の報告の後、実はなんと!オデュムンヘの絵のケーキをモンゴルでも子どもたちと食べよう!とセーブ・ザ・チルドレンの運営するチャイルドセンターのスタッフらがケーキづくりをウランバートルのお菓子屋さんに依頼。快く引き受けていただけたのです!

 

クリスマスパーティーの様子  上の写真は、2010年12月29日に行われたチャイルドセンターの子どもたちやお世話になっているJICAボランティアのみなさんと企画したクリスマスパーティー。ケーキがチャイルドセンターに運ばれてきたときの様子です。オデュムンヘはもちろん、子どもたちは大喜び!オデュムンへの描いた絵と比べて、モンゴル版ケーキはどうでしょうか?

絵オデュムンヘが前回のインタビューで教えてくれた、彼の好きな車(彼の夢はドライバー!)がモンゴル版のケーキでは、さらに大きく!なっていて...なんだかうれしい気持ちになりました。

  オデュムンヘとケーキ子どもたちは「車を食べたい!」「ゲル(モンゴルの伝統的な家)を食べたい!」とおおはしゃぎ。でもはずかしがり屋さんのオデュムンヘは、2人の弟と静かにケーキを味わっていました。

 

今回の伊勢丹様の企画は、絵が選ばれたオデュムンヘくん自身の喜びに留まらず、実に多くの人に喜び以上の感動をもたらしました。そのことを心から喜んだチャイルドセンターに集まる子どもたち、彼らの夢を現実に変えてくださった日本のパティシエの方や街のお菓子屋さん。このひとつの喜びを盛り上げ、支えてくださったモンゴル在住の日本人の皆さん、モンゴル人の大学生たち。そしてもちろん、東京の伊勢丹のご担当者まで。

遠い日本も含め、人と人はつながっているんだ。それはすばらしいことなんだ。」           きっと子どもたちは、そう思ったことでしょう。

そして、それを間近に見守ることのできた私たちスタッフも、「普段、子どもたちを支援する仕事をしているといいながらも実は...私たちのほうが、子どもたちから心の支援を受けているなぁ...」と改めて感じないではいられませんでした。

関わってくださったすべての方々に、改めて感謝を申し上げるとともに、このあたたかな感動を糧に、2011年も引き続き子どもたちと共に邁進してまいります。

皆様、どうぞ引き続き、モンゴルの活動を見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。また、モンゴルより皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。

(柴田貴子 氷点下20度のウランバートルより)

 

2010年11月からモンゴルのブログでは、新シリーズとして、モンゴル事務所で働く各スタッフからのメッセージをお届けしています。モンゴルの子どもたちの様子、活動の報告のみならず、スタッフのSCで働く生きがい、またはお国事情・文化の紹介に至るまで幅広くモンゴルを紹介して、みなさんにモンゴルの空気をお届けできれば幸いです。 



 

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