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モンゴル
(公開日:2019.10.17)

モンゴル セーブ・ザ・チルドレンと世界銀行が新規事業に署名

 
2019年10月3日、セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所長の豊田光明と、世界銀行モンゴル事務所代表のアンドレイ・ミフネブ(Andrei Mikhnev)氏は、ウランバートル市にある世界銀行モンゴル事務所にて、新規の日本社会開発基金 *(Japan Social Development Fund:JSDF)事業に関する合意書に署名しました。


新規事業に署名したセーブ・ザ・チルドレン豊田(右)と世界銀行ミフネブ氏(左)

新しく始まるこのJSDF事業(4年間、275万米ドル(およそ2億9,600万円))では、モンゴルの地方遠隔地に暮らす脆弱な立場に置かれている6,000人以上の若年層の男女(15歳〜24歳)を対象に、就労支援・起業支援を提供します。

地方の小中高一貫校や生涯学習センターを拠点に、モンゴルの商工会議所の地方事務所などと連携して、若年者の社会情動的スキルの開発と、実践型ビジネス・アントレプレナーシップ教育プログラムの導入および推進を目指します。

また、コースを受講した生徒たちから上がってくるビジネスアイデアの実現のために、有望なビジネスプランに対して、小口の資金融資なども提供できる体制を整えます。さらに、本事業で推進する教育活動が、全国普及できるようなモデルプログラムの構築を目指すと同時に、地方遠隔地の経済活性化や、若者の失業、不安定就業、貧困といった課題解決に向け貢献できるように事業を実施していく予定です。

署名式で、豊田は次の通り述べました。
「人的資本に対する戦略的投資は、子どもたちと若い世代を力づけるだけでなく、国の経済成長と繁栄を助けるということは立証されています。セーブ・ザ・チルドレンは世界銀行とともに、持続的・包括的経済成長を達成する上でのモンゴルの取り組みを加速させ、人的成長へのニーズを高める義務を果たしていきたい」

* 2000年6月に日本政府の資金拠出により創設され、世界銀行が運営に当たっている。
詳細はこちら
https://www.worldbank.org/ja/country/japan/brief/japan-social-development-fund

■署名式の詳細はこちら(英語)
https://savethechildren.mn/index.php/en/post/60

■事業概要はこちら(英語)
http://documents.worldbank.org/curated/en/660891568749874537/Mongolia-Entrepreneurship-Focused-Socioemotional-Skills-for-the-most-Vulnerable-Youth-in-Rural-Mongolia-Project-grant


 

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