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「GOODプロジェクト 〜世界のすべての人にトイレのあるくらしを〜」トイプロ事務局特別賞を受賞しました!(2014.03.13)

モンゴル
(公開日:2014.03.13)

【幼稚園プロジェクト(17)】
「GOODプロジェクト 〜世界のすべての人にトイレのあるくらしを〜」トイプロ事務局特別賞を受賞しました!(2014.03.13)

 

日本の皆さま、こんにちは。モンゴル事務所の柴田です。3月に入り急に春の訪れを感じるようになりました。氷の川だったウランバートル市内唯一の川、トール川の氷も溶け始めて、水が流れる音が聞こえてきます。凍った川の上でのそり遊びも、そろそろ終わりを告げます。

さて、ブログでその進捗を紹介していますが、私たちの事業は、ウランバートル市の公立幼稚園で、子どもが生活習慣や社会性の基礎を培うことができ、維持管理する幼稚園の先生にとっても使いやすく、安全で清潔なトイレ・手洗い場を改築しています。またそのデザインやコンセプトを、モデルトイレとして、多くのモンゴル幼児教育関係者の皆様に紹介しています。


第29番幼稚園のモデルトイレ�・ Save the Children Japan



第124番幼稚園のモデルトイレ�・ Save the Children Japan

このコンペの目的は、「途上国の衛生施設(トイレ)の普及を飛躍的に進める可能性のある、優れたプロジェクトや仕組みを探し出し、関係者に紹介することで、トイレの普及を進め、更には、MDGsの達成、その先にある持続可能な社会を実現させることに貢献すること」です。
今回私たちの事業は、このコンペにおいて以下のような評価を頂きました。それが正に私たちが目指してきたことであると、関係者一同大変嬉しく思っております。

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トイプロ事務局特別賞
子どもにやさしい幼稚園トイレ推進プロジェクト

セーブ・ザ・チルドレンのプロジェクトは、「現在あるトイレを子どもにやさしいものに作り替える」、というもので、トイレの普及を数的に増すというものではありません。また、ハード面で特段革新的な技術を用いているわけでもありません。
しかしながら、現地政府との連携を含め、プロジェクトの遂行、普及啓発活動といったソフト面には目をみはるものがあります。
この先トイレの普及を各国へ、そして各国と働きかけていくにあたって、地元の行政と連携し、また地元の行政の役割を補完するようなプロジェクトに携わる人間が参考とすべき多くの示唆にあふれています。
そこで、もっとも優れた啓発活動を行ったプロジェクトとして、トイプロ事務局特別賞といたしました。
(特定非営利活動法人日本水フォーラム・ホームページより)
http://www.waterforum.jp/toilet-project/project/vol_2_2/

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最後に、このような賞を頂くことができましたのも、モンゴルの幼稚園関係者の皆様、教育科学省をはじめとする行政関係者の皆様、施行業者の皆様、多くの助言を下さった専門家の皆様、そして支援者の皆様のおかげです。これからも、モンゴル事務所のスタッフ一同、「子どもにやさしい」幼稚園の環境づくりに向けて、一生懸命取り組んでいきたいと思います。
今後ともご支援のほど、よろしくお願いします。


第22番幼稚園のモデルトイレ�・ Save the Children Japan


―子どもにやさしい幼稚園推進プロジェクト―
対象地区の幼児(2歳〜5歳)が、「子どもにやさしい」環境を整えた幼稚園において、養護、保護、教育、社会的しつけの要素を含む、包括的な権利基盤型のカリキュラムによる幼児教育を受けられるようになることを目指しています。
事業期間:2011年8月23日〜2014年9月8日
事業分類:【教育支援】
*本事業は、外務省NGO連携無償資金協力の助成と、皆様からのご支援を受けて実施しています。

(報告;モンゴル事務所 柴田)


 

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