モンゴル(公開日:2011.02.21)
モンゴル事務所のインターンからのメッセージ(2011.2.21)
日本の皆さん、こんにちは。モンゴル事務所の柴田です。今回の更新では、こちらの事務所で働いてくれたモンゴル人インターン2人のメッセージをお届けします。大学内、モンゴル事務所内と、2回の面接を切り抜けてきた彼女らは、何に対しても大変積極的で、まじめに責任を持って取り組み、何よりも子どもたちとかかわるのが大好きでした。そして何よりも彼女たちの翻訳業のおかげで、私自身がモンゴルの子どもたちの思いを、ぐっと身近に感じることができました。
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「将来も子どもたちと触れ合う、子どもを助ける仕事に携わりたいです。」
〜アリュンザヤ(モンゴル国立大学国際言語学部日本語学科4年生)
私はモンゴル国立大学国際言語学部日本語学科の4年生のアリュンザヤです。2010年11月30日〜12月24日間SCJでインターンシップさせていただき、本当に良い経験になりました。私は大学を卒業後日系の会社やNGOで働きたいと思っているので、NGO又は、日本の会社の組織を知るために、SCJでのインターンシップはとても良い機会になると思い応募しました。
SCJモンゴル事務所では「モンゴル語から日本語」の翻訳、Isetanの「お菓子の家」チャリティプロジェクトに参加し、優勝したオデュミュンヘ紹介掲示板の作成、SCJが実施したセミナーのアンケート調査の分析と報告書作成、又は事務所の日常事務の手伝いなど手がけました。
SCJが運営するチャイルドセンターの仕事も行いました(チャイルドセンターについては、リーダーのムンフブルが前回ブログを書いています。)チャイルドセンターの子どもたちは、昨年末の12月29日にクリスマス会をJICAのボランティアの方々と一緒に行いましたが、私はJICAの人の通訳、クリスマス会の準備や当日のお手伝いました。そして子どもセンターの紹介を日本語で作成しました。子どもたちが受ける授業にも参加し、子どもたちと触れ合う機会を多く持つことができました。
最後に、組織の一員として事務に携わってことで、仕事流れや活動内容、人と協力して仕事する重要さ、コミュニケーション技術、またはメール(社内や社外)のマナーも習いました。もちろん日本語の能力、特にモンゴル語から日本語への翻訳は大きな学びがありました。
子どもセンターのスタッフの皆さんや子どもたちは本当に親切で、家にいるような雰囲気でした。将来も子どもたちと触れ合う、子どもを助ける仕事に携わりたいです。本当にお世話になりました。ありがとうございましたSCJ。
《チャイルド・センターのクリスマス会で ↑ 》
「モンゴルの子どもの仕事に関われたことを大変誇りに思っています。」
?チョロ?ンツェツェグ(モンゴル国立大学国際言語文化部日本学科の4年生)
みなさん、こんにちは。
私の名前はチョロ?ンツェツェグです。モンゴル国立大学国際言語文化部日本学科の4年生です。モンゴル事務所で11月30日から12月24日までの1ヶ月間研修をさせていただきました。SCJのスタッフのみなさん、または一緒に働いたその他の日本の方々もやさしくて、大変お世話になりました。
まずはじめに、私は子どものためになにかをしたいという希望がありましたので、研修に参加できたことはうれしかったです。研修中は基本的に朝9時から12時まで事務所をベースにSCJの様々の仕事に携わりました。まず社会人の責任感を分かりました。
そしてSCJの活動の翻訳や通訳の仕事を主に手がけましたが、大学で学んだ日本語を実際に使うというのはとても貴重な経験でした。翻訳の仕事として、大学ではあまり経験しなかった「モンゴル語から日本語」を行いましたので、大変良い経験になりました。 通訳の仕事として、「学校教諭への障害児セミナー」を手がけました。約30人の先生を前に2時間の通訳の仕事は、私にとって大変緊張を伴う経験でしたが、2週前から準備が始まったことで無事こなすことができました。
最後に、これまで子どもの保護と権利ということを全く知りませんでしたが、この研修を通じて学ぶことができました。SCJの活動はモンゴルの子どものためで、私はこのような仕事に関われたことを大変誇りに思っています。これからもこのような仕事をやりたいです。
2011年の春、私は卒業しますが、学んだことを生かし自分の将来の希望を実現していきたいです。
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2010年11月からモンゴルのブログでは、新シリーズとして、モンゴル事務所で働く各スタッフからのメッセージをお届けしています。モンゴルの子どもたちの様子、活動の報告のみならず、スタッフのSCで働く生きがい、またはお国事情・文化の紹介に至るまで幅広くモンゴルを紹介して、みなさんにモンゴルの空気をお届けできれば幸いです。