モンゴル(公開日:2014.12.01)
モンゴル事務所 開設20周年記念式典(2014.11.15)
この11月、セーブ・ザ・チルドレンのモンゴル事務所が開設20周年を迎えました。
11月14日、モンゴル事務所開設20周年を記念して、ウランバートル市のモンゴル国商工会議所で記念式典を開催しました。モンゴル政府関係者、駐モンゴル日本大使館関係者、NGO関係者などのステークホルダー、モンゴル事務所の現・旧スタッフ、そして支援を受けてきた子どもたちなど300名近い招待客で会場は埋め尽くされました。
式典前に地元メディアの取材を受けるモンゴル事務所代表の豊田光明
支援を受けてきた子どもたちによるスピーチやパフォーマンス
式典では、モンゴル政府を代表して、ツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領からの祝辞が大統領府職員によって読み上げられました。またモンゴル国家人権委員会のビャンバドルジ(J.Byambadorji)委員長からは、子どもたちの権利の推進にセーブ・ザ・チルドレンがモンゴルで果たしてきた役割や成果に対して感謝の言葉と、今後の活動への期待の言葉を頂きました。
モンゴル事務所20周年を祝した紙吹雪を発射!
モンゴル事務所が支援してきた子ども保護センターおよび遊牧民の子どもたちによるパフォーマンスやスピーチの後、最後にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの千賀邦夫事務局長より、これからも引き続き子ども保護や教育の分野でモンゴルの子どもたちを支援していくことを約束し、式典は閉会しました。
最後に参加者全員で記念撮影。撮影は、かつてモンゴル事務所の子ども保護事業で写真撮影を学び、今ではモンゴルで著名なプロのカメラマンになったかつての「子ども」が行いました。
セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所は、2012〜2016年の計画の中で、子ども保護、子どもの権利ガバナンス、教育の分野の焦点をあてた活動をしています。たとえば、遊牧民の子どもたちへの支援の中で、親元を離れて寮生活を送る子どもたちへの支援を実施しています。
【セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所について】
モンゴル事務所は1994年にセーブ・ザ・チルドレンUKによって開設され、モンゴルの子どもたちの権利を守る活動を続けてきました。2009年からはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが運営管理を担い、教育、子ども保護、防災などの子ども支援プログラムを実施しています。
モンゴル事務所20年の歩みと20の成果
セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所〜20年のあゆみと20の成果(1994-2014)
1994−1999
2000−2009
2010−2014
11月14日、モンゴル事務所開設20周年を記念して、ウランバートル市のモンゴル国商工会議所で記念式典を開催しました。モンゴル政府関係者、駐モンゴル日本大使館関係者、NGO関係者などのステークホルダー、モンゴル事務所の現・旧スタッフ、そして支援を受けてきた子どもたちなど300名近い招待客で会場は埋め尽くされました。
式典前に地元メディアの取材を受けるモンゴル事務所代表の豊田光明
支援を受けてきた子どもたちによるスピーチやパフォーマンス
式典では、モンゴル政府を代表して、ツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領からの祝辞が大統領府職員によって読み上げられました。またモンゴル国家人権委員会のビャンバドルジ(J.Byambadorji)委員長からは、子どもたちの権利の推進にセーブ・ザ・チルドレンがモンゴルで果たしてきた役割や成果に対して感謝の言葉と、今後の活動への期待の言葉を頂きました。
モンゴル事務所20周年を祝した紙吹雪を発射!
モンゴル事務所が支援してきた子ども保護センターおよび遊牧民の子どもたちによるパフォーマンスやスピーチの後、最後にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの千賀邦夫事務局長より、これからも引き続き子ども保護や教育の分野でモンゴルの子どもたちを支援していくことを約束し、式典は閉会しました。
最後に参加者全員で記念撮影。撮影は、かつてモンゴル事務所の子ども保護事業で写真撮影を学び、今ではモンゴルで著名なプロのカメラマンになったかつての「子ども」が行いました。
セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所は、2012〜2016年の計画の中で、子ども保護、子どもの権利ガバナンス、教育の分野の焦点をあてた活動をしています。たとえば、遊牧民の子どもたちへの支援の中で、親元を離れて寮生活を送る子どもたちへの支援を実施しています。
【セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所について】
モンゴル事務所は1994年にセーブ・ザ・チルドレンUKによって開設され、モンゴルの子どもたちの権利を守る活動を続けてきました。2009年からはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが運営管理を担い、教育、子ども保護、防災などの子ども支援プログラムを実施しています。
モンゴル事務所20年の歩みと20の成果
セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所〜20年のあゆみと20の成果(1994-2014)
1994−1999
1. 開発プロセスにおける権利ベースのアプローチを推進
2. 地方の子ども達の移動式ゲル幼稚園を始動
3. ストリートチルドレン(働く子ども達)のための支援モデルを確立
4. モンゴル国内で、ソーシャルワークを新しい職業として導入
2000−2009
5. 社会的・経済的に困難な状況にあるコミュニティの子どもおよび適切なケアを受けられない子どもとの協働
6. 子ども中心、子ども主導の開発アクティビティを導入
7. 障害のある子どもの権利の推進
8. 少数民族の子どもの母語とモンゴル語双方による教育の権利を推進
9. 市民社会における子どもの権利実現の強化
10.モンゴルの子ども保護システムの開発における先駆的サポート
11.子どもの保護に対する多専門的アプローチの推進
12.子どもにとって、より良い教育環境と経験のためのアドボカシー(政策提言)
13.公的な教育運営に対する子ども、両親、コミュニティメンバーの組織的、かつ積極的な参加の推進
14.モンゴルにおける子どもの権利条約(UNCRC)のモニタリング実施に対するNGOと子どもの意見表明をサポート
15.家庭や教育環境における叩かない子育て「ポジティブ・ディシプリン」の推進
2010−2014
16.ゾド(雪害)の被害を受けた子どもと家族の緊急支援
17.自然災害等の緊急時における子どもの保護
18.子どもにやさしい、家族にやさしい幼稚園モデルをモンゴルに導入
19.子どもの自宅学習プログラム用に移動型おもちゃと絵本の図書館セットを導入
20.地方行政の政策立案と施策に子どもの参加を推進
セーブ・ザ・チルドレン モンゴル事務所では、今後もモンゴルの子どもたちのための活動を続けてまいります。
(報告:広報 田代範子)