トップページ > スタッフブログ > 日本/東日本大震災/教育 > 夢を持つ〜RESTART JAPAN 夢の課外授業〜in 荒舘小学校(2014.05.28)

日本/東日本大震災/教育
(公開日:2014.05.28)

夢を持つ〜RESTART JAPAN 夢の課外授業〜in 荒舘小学校(2014.05.28)

 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちのために“RESTART JAPANファンド”を設立しました。今回は、次世代の人材創りに取り組む「二十一世紀倶楽部」と協働で、福島県会津若松市立荒舘小学校にて、「RESTART JAPAN 夢の課外授業 in 荒舘小学校」を開催した様子をお届けします。当日は講師として、アーティストのTUBE、Jリーガーの永井秀樹氏がそれぞれ「音楽」、「サッカー」を担当し、全校児童が「夢の課外授業」を受けました。


■夢の課外授業開会式■

まずは全校児童が体育館に集まり、講師の先生方との交流会♪代表の子どもたちから「好きな果物はなんですか?」との質問に対し、桃やいちごとたくさんの果物の名前が出てきて、会場の雰囲気は一気に温まりました。



緊張しながらも準備してきた質問を堂々と聞いていました。


交流会の後は1年生から5年生はサッカーの時間、6年生は音楽の時間に別かれて夢の課外授業がスタートです!


■音楽の時間■

音楽教室に移動した6年生の子どもたち。講師はTUBEのみなさんです。まずは、誰でも知っている『サザエさん』のテーマ曲のコードをマイナーコードに変えると・・・明るい曲が一気に暗い曲に変身!コード一つで音の変化一つひとつの音の違いを伝えていきます。



暗いトーンになった『サザエさん』の曲を聞いて、自然と笑いが飛び交う教室。

音楽の楽しさに連られて、「自分で曲を作っている!」とみんなの前で堂々と作詞作曲を披露する子どもまで♪

TUBEの歌詞を子どもたちがそれぞれのオリジナルに変更し、その変更された歌詞を前田先生が歌って披露してくれたり、全員の手や足でリズムをとって教室中にハーモニーが生まれたり、学校では見たことのない楽器に触って一緒にセッションをしたりと盛りだくさんの授業内容!「音楽は音を楽しむもの。音楽をもっと楽しんでほしい」と前田先生からは音楽に対しての熱い思いが語られました。

カホンという、座ってリズムを取る打楽器にも挑戦!

■サッカーの時間■

1年生から5年生の子どもたちは体育館に残り、サッカーの授業を受けました。講師はJリーガーの永井秀樹氏とフットサル元日本代表の保坂信之氏。まずは学年ごと2列に整列して反射神経を競うミニゲームをしました。お互いに両手を使い、右手の人差し指を丸くした相手の左手に入れます。講師の笛が鳴ったら、相手の手から人差し指を引き抜いた方が勝ちです。



勝ったり、負けたり・みんな飛び跳ねて喜びます。

反射神経の準備運動も終わり、次に永井先生、保坂先生と一緒に代表の生徒がみんなの前でリフティングをしました。足や頭を使って何回もリフティングしたり、永井先生、保坂先生と一緒にボールを落とさないようにリフティングしたりと、先生方も教えることができないほどの出来でした。


講師もびっくりするぐらい、上手にリフティング!

「遊びもゲームもなんでも、本気でやろう。本気でやらないと相手にも失礼になるんだよ。お互いに成長できないからね。」と保坂先生。永井先生も保坂先生も小さいころから、練習の時も試合の本番の時も本気で相手と向き合ってプレーしていたそうです。それでプロサッカー選手という夢をかなえられた、と話していました。

■「夢は必ずかなう。どんどん夢をみてほしい」■

各授業を受け、子どもたちの興奮は冷めないまま、今回の「夢の課外授業」もフィナーレを迎えます。講師のみなさんからは歌のプレゼント。歌の後には「夢は必ずかなう。どんどん夢をみてほしい。」「夢を見続けることが大事!」と子どもたちへ素敵なメッセージも贈られました。



最後は講師の先生方と一緒に記念撮影をして、今回の「夢の課外授業」は終わりです。今回の授業が会津市立荒舘小学校の子どもたちが夢を持つ中で、それぞれが自分の夢に向かって日々過ごせることのきっかけになれていれば嬉しいです♪

これからもRESTART JAPANは未来を担う子どもたちの夢やチャレンジのサポートを続けて行きます!


(報告:仙台事務所 菅原絵美・早坂貴文)



 

あなたのご支援が子どもたちの未来を支えます

もっと見る

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

1回から無理なくご支援いただけます。

PAGE TOP