日本/東日本大震災/教育(公開日:2014.10.30)
心を込めて作りました「ふれあいわかめ」いかがですか?
〜大船渡市立末崎中学校わかめ販売接客授業〜(2014.10.30)
岩手県大船渡市末崎町はわかめ養殖発祥の地。そこにある大船渡市末崎中学校は、総合的な学習の時間に地場産業である「わかめ養殖・商品化、販売実習」を行っています。9月17日、当校の多目的ホールにてセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)の永きにわたるパートナー企業のひとつである株式会社ファミリーマートの支援を受けて、『販売の心得』という授業が行われました。
この接客授業は2012年から行って今年で3年目を迎えます。今まで授業を受けた生徒の声を元に、今年の授業は昨年の倍の時間をかけてより具体的に接客について学びました。
TV局や新聞記者に見守られ、緊張していたようですが、実践では本番を意識し真剣に行いました。
今年からお客様との会話、商品やおつりの受け渡し方等をロールプレイ形式で学ぶことに。
「接客を具体的に学べたので本番でも上手くできそう」「お客さまとどう話したらいいのかわかった」「お客様に気持ちよく買ってもらえるよう本番で生かしたい」等、授業を振り返っていました。数名の生徒と話をしたときに「子どもからお年寄りまで多くの人に私たちが作ったわかめを食べてほしい。」「わかめをたくさん販売して復興をアピールしてきます」と意気込みも語ってくれました。
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10月7日お天気は晴天!!販売日よりです。前日は台風だったため、買い物を控えた人が多かった様子。今日はその分お客様もたくさんいらっしゃるのではと期待が高まります。
この2年間、一か所の売り場から300袋以上を販売したことはありませんでした。販売時間2時間半という時間の制約があったからです。しかし、今年は駅ビル内で350袋、商店街で450袋を販売することが目標です。
販売開始、呼び込みの声を出しにくかったよね。緊張したけど頑張りました。
準備中から、販売開始を待って下さるお客様もいました。また、「去年買っておいしかったからまた買いに来たよ」と声を掛けてくれたお客様もたくさんいらっしゃいました。九州から旅行に来た方も、購入してくださいましたね。
疲れたね。販売終了まで30分しかない。もう少しで完売だから頑張ろう!!
末崎中学校では、わかめの養殖から販売までの全ての工程を学んできました。販売できたということは、地場産業の復興をアピールする機会にもなりました。
これからも、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは子どもたちの活動を応援していきます。
(遠野事務所:藤原 和歌子)