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パブリックビューイング・イン・東北 【宮城・岩手篇】(2012.1.11)

日本/東日本大震災/教育
(公開日:2012.01.05)

“画面が大きいから、すごい迫力だった!!”
パブリックビューイング・イン・東北 【宮城・岩手篇】(2012.1.11)

 
12月18日、「FIFA クラブワールドカップジャパン 2011」決勝戦を大画面で見る“パブリックビューイング・イン・東北”が、福島県会津若松市、宮城県多賀城市、岩手県陸前高田市の3か所で開催されました。このイベントは、世界最高のサッカークラブチームを決める決勝戦を、275インチの迫力の大スクリーンでみんなと一つになって応援して被災地の絆を強めよう!と、地元の少年サッカーチームや仮設住宅にお住まいの方々を招待して行われました。ソニーとセーブ・ザ・チルドレンの協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって実現した本イベントでは、3会場併せて700名超の子どもたちやおとなたちが試合を楽しみました。
前回の福島県会津若松市の模様に引き続き、今回は宮城県多賀城市・岩手県陸前高田市でのパブリックビューイングの様子をお届けいたします。


■パブリックビューイング in 宮城
当日は、会場の多賀城市総合体育館に約300名が訪れました。パブリックビューイング開催前の特別イベントとして、地元のサッカー少年団9チームが出場するフットサル大会が行われ、多くの子どもたちがお昼すぎから会場に集まりました。この日は、元「ベガルタ仙台」の千葉直樹さんが、特別に「ソニー仙台FC」の一員として参加、子どもたちと一緒にフットサルを楽しみました。18年間「ベガルタ仙台」でプレーをした千葉さんは、地元のサッカー少年にとって憧れの存在。千葉さんと一緒に子どもたちは元気にフットサルのコートを駆け回っていました。大会終了後には、千葉さんやソニー仙台FCの選手たちと子どもたちとのトークセッションが行われました。プロサッカー選手と身近で接することができた子どもたちは、ワクワクした様子で質問をしたり、選手たちの話を聞いていました。
ゴールめがけ渾身のキックの瞬間!!

プロサッカー選手と真っ向勝負

憧れのプロサッカー選手とのトークセッション

■パブリックビューイング in 岩手
会場の陸前高田市スポーツドーム(サンビレッジ高田)には、陸前高田市街地や近隣の大船渡市から直通バスが運行され、約150名の子どもたちやおとなたちが訪れました。ここは、半屋外という立地で、当日の寒さを心配していたのですが、パブリックビューイング開始前には、炊き出しで熱い豚汁とおにぎりが配られ、冷えた体を温めることができました。また、試合前日の12月17日に発売されたばかりの「Play StationR Vita」の体験コーナーには、多くの子どもたちが集まり、ゲームに熱中していました。
温かい豚汁で体もポッカポカです

ソニースタッフが親切にゲームの操作を教えます

やがて、世界一のクラブチームを決めるサッカーの試合が始まると子どもたちは、固唾をのんで試合を見守っていました。(財)日本サッカー協会が主催する被災地復興支援チャリティープロジェクトRE-KICKOFF JAPANの一環として、「FCバルセロナ」に所属し、スペイン代表選手でもある、シャビ・エルナンデス選手や同じく同チームでブラジル代表のダニエウ・アウベス選手など、世界を代表するサッカー選手たちの応援メッセージ映像や、インターネットを通して世界各国のサッカーファミリーから集められた応援メッセージが会場の大型スクリーンで特別に上映されました。
また、同協会より3会場に参加した子どもたちに合計300個のサッカーボールが寄贈されました。

ブラジル代表 ダニエウ・アウベス選手からのメッセージです

憧れの選手からのメッセージに、福島会場と同様に宮城と岩手の各会場でも、サッカー好きの子どもたちには貴重な思い出になったと思います。サッカーによって、被災地の絆を強めよう!と企画されたパブリックビューイングで、子どもたちがサッカーを通じ、将来の夢や希望を創造することを期待しています。
セーブ・ザ・チルドレンの被災地での活動に関してプレゼンテーションさせて頂きました

これからも、子どもたちが家族や仲間と過ごす時間、スポーツや好きなことに熱中する時間、そして地域の人たちと一体感を持てる時間を生み出す活動を継続していきます。

(報告:広報 三輪 喜則)

◆RESTART JAPANオフィシャルサイト
http://www.savechildren.or.jp/restartjapan/ 
◆ソニーのCSR活動について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/

 

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