トップページ > スタッフブログ > 日本/東日本大震災/教育 > 「魔法のペン、魔法のノート」 オンライン学習支援プログラム!(2011.12.15)

日本/東日本大震災/教育
(公開日:2011.12.15)

「魔法のペン、魔法のノート」 オンライン学習支援プログラム!(2011.12.15)

 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは現在、岩手県陸前高田市で学習支援のプログラムを行っています。
このプログラムは学生ボランティア団体Youth for 3.11、株式会社ワオ・コーポレーションと私たちセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの3団体のコラボレーションによって運営されています。
被災地のために何かをしたいと思っている首都圏在住の大学生が、都内にいながらにして被災地のこどもたちの学習支援に参加できるのがオンライン学習支援プログラムのひとつの特長です。

Youth for 3.11に参加希望したボランティアの大学生が東京渋谷にあるワオ・コーポレーションの指導センターに集まり、陸前高田市のセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの「仮設こどもセンター」に来た小・中学生へ魔法のペン(デジペン)、魔法のノート(デジノート)を使って勉強のサポートをしています。

 では、さっそく授業の様子をご覧ください。

【陸前高田市 仮設こどもセンター】


まずは先週の宿題を先生に送信。
パソコンの画面には宿題のノートと先生の顔が映っています。

先生からのアドバイスに耳を傾ける。
携帯電話のイヤホンとマイクで音声のやりとりをしています。

丸つけをしてもらった解答が送られるのを待ちます。
間違えたところを直して再度送信。

【ワオ・コーポレーション渋谷指導センター】


こどもとしばしのアイスブレイクの後、宿題の採点をします。

間違えたところにアドバイスをして再び解答を待ちます。

1回60分間の指導で宿題のわからないところや、学校の復習をしていきます。




これがパソコン画面上のノートです。














特殊なドット加工のされたデジノートに、ペン先に小型カメラが内蔵されたデジペンで文字を書くことで、書いた内容がパソコンに送信される仕組みです。


このプログラムは参加しているこどもたちから「楽しい!」「わからないことをきけてよかった!」等、とても好評です。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは今後も被災地の学習環境の改善をサポートしていきます。

Youth for 3.11  http://youthfor311.jimdo.com/
(株)ワオ・コーポレーション http://www.wao-corp.com/

報告:オンライン学習支援担当 宮川
写真提供:Save the Children Japan


 

あなたのご支援が子どもたちの未来を支えます

もっと見る

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

1回から無理なくご支援いただけます。

PAGE TOP