トップページ > プレスルーム  > 4月12日書籍発刊予定「『子どもの権利条約新議定書(個人通報制度)』子どもには世界に助けを求める権利がある!」(2013.4.1)

(公開日:2013.04.02)
4月12日書籍発刊予定「『子どもの権利条約新議定書(個人通報制度)』子どもには世界に助けを求める権利がある!」(2013.4.1)


子ども支援の国際NGO、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、4月12日、国連・子どもの権利委員会に対する個人通報制度を創設する新議定書(通報手続に関する子どもの権利に関する条約の選択議定書)に関するブックレットを萌文社より刊行いたします。

このブックレットには、21世紀最大の子どもの権利運動である「国連・子どもの権利委員会に対する個人通報制度を創設する新議定書の実現を目指す国際キャンペーン」(2013年3月25日現在、世界で4848団体が賛同)に日本から参画したセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが見た新議定書実現への道のり、子どもに優しい通報制度を実現するために世界に先駆けて日本の子ども達と実施した「とうほく子どもセミナー」(2011年8月27日、28日)の記録、新議定書の逐条解説、そして2013年1月28日に公開されたばかりの通報制度に関する手続規則の邦訳がおさめられています。子どもにやさしい報制度を実現するための、世界と日本の市民社会の取り組みを知っていただくために作成した、日本の子どもの権利団体とともに世界に挑んだ私たちの記録です。

セーブ・ザ・チルドレンを1919年に創設した英国人女性のエグランティン・ジェブは、子どもの権利に関する最初の国際文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」(1924年9月26日に国際連盟第5回総会で採択)草案を起草したことで知られています。同じ年の6月9日、日本ではキリスト教社会運動家の賀川豊彦が「ジュネーブ子どもの権利宣言」よりも先駆的な6つの子どもの権利を独自に発表していました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、西洋と日本の先達から継承した子どもの権利のパイオニア・スピリットをもって、これからも、子どもの権利保障の地域的・国際的枠組の実現をめざし、子ども達とともに、そして世界の子ども権利団体とともに活動を続けていきます。

<概 要>

タイトル 『子どもの権利条約新議定書(個人通報制度)』

?子どもには世界に助けを求める権利がある!

共 著 森田明彦、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、

出版社 萌文社

定 価 1,000円+税

体 裁 A5判・並製 128頁


森田明彦(もりた あきひこ)

尚絅学院大学 現代社会学科教授、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン シニア・アドバイザー
外務省、国際連合開発計画、財団法人ユニセフ協会(広報室長)、東京工業大学(特任教授)等を経て、2010年4月より尚絅学院大学現代社会学科教授。2009年より子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのシニア・アドバイザーを務める。専門は国際子どもの権利論、人権教育、人権思想。


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