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(公開日:2014.07.15)
イスラエルとパレスチナ自治区ガザの停戦を求めるセーブ・ザ・チルドレンによる声明(2014.07.15)

【2014年7月15日 パレスチナ自治区ガザ発】

セーブ・ザ・チルドレンは、パレスチナ自治区ガザとイスラエル南部における攻撃の応酬は、罪のない子どもや市民の命がこれ以上犠牲になる前に停止されるべきであると警告します。

ガザではイスラエルによる軍事作戦により空爆が続いているために、避難できる安全な場所がなく、子どもたちが非常に怯えていることを、現地の親たちは訴えています。

イスラエルにいる子どもたちやその家族もまた、ガザ地区からのロケット弾による無差別攻撃のために、恐怖の中で暮らしています。

「ひとたび武力紛争が起きれば、必然的に最悪の影響を受けるのはいつでも子どもたちです。人口の密集した地域で爆弾を使用することは、子どもたちの命を奪い、生活に不可欠なインフラを破壊することを意味します。国際法は無差別攻撃の禁止を明確に謳っています。イスラエルとパレスチナの子どもたちは、戦火の中を生きなければならない恐怖から解放される権利を持っているのです。」セーブ・ザ・チルドレン パレスチナ自治区 共同カントリー・ディレクター デビッド・ハッセル

パレスチナ自治区ガザは過去7年間にわたって封鎖が続き、それが常態化する中で物資の不足が度々最悪の状態に達し、住民全体に影響を及ぼしてきました。セーブ・ザ・チルドレンは、ここにきて食糧、医薬品、燃料などの生活必需品が枯渇してしまうことを危惧しています。

「この紛争を解決するには外交的な手段しかありません。イスラエル・パレスチナの無辜の住民は、長い間生存の恐怖を抱きながらの生活を余儀なくされてきました。セーブ・ザ・チルドレンは、彼らが平和に暮らせるようになるために、全ての関係者に対して攻撃を停止し、停戦合意に戻り、長期的な取り決めを結ぶよう求めます。」デビッド・ハッセル

以上


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