(公開日:2024.09.24)SDG4教育キャンペーン2024 × 伊奈学園中学校 協力授業
世界の難民や『紛争下の教育』について知り、子どもの声を政府に届けます!
教育協力NGOネットワーク(JNNE)は、「SDG4教育キャンペーン2024」(事務局:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)を2024年5月20日(月)から実施しています。本キャンペーンでは、世界各地で紛争など危機が発生・長期化している中で、教育支援について市民の皆さまと考え・行動することを目的とし、特にアジア最大の人道危機にあるともいわれるロヒンギャ民族の人びとに焦点を当てながら、各種発信を行ってきました。
「学ぶこと」は基本的な人権でありながら、紛争影響下において教育は後回しにされることが多く、国際社会による資金面の支援も追いついていない現状があります。
今回、埼玉県立伊奈学園中学校とのキャンペーン協力企画として、「紛争下の教育」の現状を知り、日本に暮らす私たちにできることを考え、行動へとつなげていく特別授業を行います。
授業では、2024年7月にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪れた現職教員による報告のほか、日本に暮らすロヒンギャ民族出身の方や現場支援を行うNGO職員との対談を交え、子どもたちとともに「紛争下の教育」の意義と必要性を話し合います。授業内で子どもたちから寄せられるメッセージは、後日、日本政府へ届ける予定です。
(【参考】 2023年のSDG4教育キャンペーン:https://www.jnne.org/sdg2023/ )
<紛争下の教育とは>
世界では現在、2億2,400万人の子ども・若者たちが武力紛争や強制移動などの危機により教育を阻まれている状況にあります*1。教育を攻撃から守るグローバル連合(GCPEA:Global Coalition to Protect Education from Attack)によると、学校や生徒・教員への攻撃、学校・大学の軍事利用などを含む「教育への攻撃」は増加傾向にあり、2020-2021年の2年間では5,000件を超えました。これにより、9,000人を超える生徒・学生・教育関係者が拉致や一方的に逮捕されたり、犠牲になったりする事態となっています*2。
*1 教育を後回しにはできない基金(ECW:Education Cannot Wait) 「Crisis-Affected Children and Adolescents in Need of Education Support: New Global Estimates and Thematic Deep Dives」 (2023年6月) https://www.educationcannotwait.org/sites/default/files/2023-06/new_global_estimates_and_thematic_deep_dives.pdf
* 2 GCPEA 「攻撃される教育2022(Education under Attack 2022)」(2022年6月) https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3922
「学ぶこと」は基本的な人権でありながら、紛争影響下において教育は後回しにされることが多く、国際社会による資金面の支援も追いついていない現状があります。
今回、埼玉県立伊奈学園中学校とのキャンペーン協力企画として、「紛争下の教育」の現状を知り、日本に暮らす私たちにできることを考え、行動へとつなげていく特別授業を行います。
授業では、2024年7月にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪れた現職教員による報告のほか、日本に暮らすロヒンギャ民族出身の方や現場支援を行うNGO職員との対談を交え、子どもたちとともに「紛争下の教育」の意義と必要性を話し合います。授業内で子どもたちから寄せられるメッセージは、後日、日本政府へ届ける予定です。
「紛争下の教育」について知り、声を届ける 特別授業
【日時】2024年9月27日(金)13:30-15:20
【会場】埼玉県立伊奈学園中学校 1階
住所:〒362-0813 埼玉県北足立郡伊奈町学園4-1-1
【対象】伊奈学園中学校 中学1年生(全2学級/80名在籍)
※他校とのオンライン中継を調整中。
【講師】授業進行: 松倉紗野香さん(伊奈学園中学校 教員)
ゲスト: 長谷川留理華さん(ロヒンギャ語翻訳家、無国籍ネットワーク共同代表)
池内千草さん(国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン 支援事業部)
【共催】教育協力NGOネットワーク(JNNE)、埼玉県立伊奈学園中学校
【授業内容(予定)】
※内容を変更する可能性があります。ご了承ください。
【会場】埼玉県立伊奈学園中学校 1階
住所:〒362-0813 埼玉県北足立郡伊奈町学園4-1-1
【対象】伊奈学園中学校 中学1年生(全2学級/80名在籍)
※他校とのオンライン中継を調整中。
【講師】授業進行: 松倉紗野香さん(伊奈学園中学校 教員)
ゲスト: 長谷川留理華さん(ロヒンギャ語翻訳家、無国籍ネットワーク共同代表)
池内千草さん(国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン 支援事業部)
【共催】教育協力NGOネットワーク(JNNE)、埼玉県立伊奈学園中学校
【授業内容(予定)】
※内容を変更する可能性があります。ご了承ください。
■本特別授業について
「SDG4教育キャンペーン2024」では、「紛争下の教育」について子ども・若者とともに考え・行動していくうえで、日本の教育現場で多くの子どもたち・若者たちと接している学校教員の方々との連携が重要と考え、教育関係者への発信を重点的に行ってきました。今回の授業進行を担う松倉紗野香先生は、当初よりキャンペーン趣旨に賛同され、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプの視察や連続オンライン授業での登壇(下記参照)などを協力実施されています。今回、ご所属校である埼玉県立伊奈学園中学校のご協力を得て、キャンペーンと学校の共催により特別授業を実施することとなりました。
■SDG4教育キャンペーン2024について
【主催】 教育協力NGOネットワーク(JNNE) https://www.jnne.org/
【発信】 キャンペーン・ウェブサイト:https://jnne.org/sdg2024/
Facebook:https://www.facebook.com/jnne.gce
X(Twitter):https://twitter.com/JNNE_GCE
Instagram:https://www.instagram.com/will_for_children/
「SDG4教育キャンペーン2024」では、「紛争下の教育」について子ども・若者とともに考え・行動していくうえで、日本の教育現場で多くの子どもたち・若者たちと接している学校教員の方々との連携が重要と考え、教育関係者への発信を重点的に行ってきました。今回の授業進行を担う松倉紗野香先生は、当初よりキャンペーン趣旨に賛同され、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプの視察や連続オンライン授業での登壇(下記参照)などを協力実施されています。今回、ご所属校である埼玉県立伊奈学園中学校のご協力を得て、キャンペーンと学校の共催により特別授業を実施することとなりました。
■SDG4教育キャンペーン2024について
【主催】 教育協力NGOネットワーク(JNNE) https://www.jnne.org/
【発信】 キャンペーン・ウェブサイト:https://jnne.org/sdg2024/
Facebook:https://www.facebook.com/jnne.gce
X(Twitter):https://twitter.com/JNNE_GCE
Instagram:https://www.instagram.com/will_for_children/
【主な活動】(2024年5月以降)
●世界の難民問題や「紛争下の教育」について知るコンテンツの発信(ウェブサイト・SNSによる)
●バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプの視察、コックスバザール現地からの中継
●連続オンライン授業の実施、アーカイブの発信
●世界の難民問題や「紛争下の教育」について知るコンテンツの発信(ウェブサイト・SNSによる)
●バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプの視察、コックスバザール現地からの中継
●連続オンライン授業の実施、アーカイブの発信
※アーカイブは、キャンペーン・ウェブサイトの「紛争下の教育を知る」ページにてご覧ください。
同サイトのコンテンツは、学校の授業などでも無償でご活用いただけます。 https://jnne.org/sdg2024/learn/
第1回:【はじめの一歩】 難民キャンプでの子どもたちと教育・学びの場(6月15日実施)
第2回:【難民キャンプからのライブ中継】 子ども・保護者・教員・支援者、それぞれの想い(7月8日実施)
第3回:【あなたの意見を聴かせてください】 教育協力のために日本からできること(8月28日実施)
同サイトのコンテンツは、学校の授業などでも無償でご活用いただけます。 https://jnne.org/sdg2024/learn/
第1回:【はじめの一歩】 難民キャンプでの子どもたちと教育・学びの場(6月15日実施)
第2回:【難民キャンプからのライブ中継】 子ども・保護者・教員・支援者、それぞれの想い(7月8日実施)
第3回:【あなたの意見を聴かせてください】 教育協力のために日本からできること(8月28日実施)
【今後の活動予定】
●キャンペーン期間中に寄せられた子ども・若者・市民の方たちからのメッセージを国会議員・省庁関係者などに届ける
●「紛争下の教育」の現状や人びとの声などをまとめたコンテンツの制作
【実施団体】
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)
公益財団法人 日本YMCA同盟
認定NPO法人 ラオスのこども
認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)
●キャンペーン期間中に寄せられた子ども・若者・市民の方たちからのメッセージを国会議員・省庁関係者などに届ける
●「紛争下の教育」の現状や人びとの声などをまとめたコンテンツの制作
【実施団体】
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)
公益財団法人 日本YMCA同盟
認定NPO法人 ラオスのこども
認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)
協力:
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
特定非営利活動法人 Wake Up Japan
<SDG4教育キャンペーンとは>
「SDG4(エス・ディ・ジー・フォー)教育キャンペーン」は、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール4(教育目標)を達成するためのキャンペーンです。市民の声を政府へ届け、政策に反映することを目的とし、毎年4月に世界100ヶ国以上で展開される「Global Action Week for Education」にあわせて、日本国内では教育協力に関わるNGO21団体を中心とした「教育協力NGOネットワーク(JNNE)」が本キャンペーン(旧:「世界一大きな授業」キャンペーン)を実施してきました。2003年の開始以来、のべ58万人以上が参加し、世界と日本の教育の現状について学び、より良い政策を求めて声をあげています。
認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
特定非営利活動法人 Wake Up Japan
<SDG4教育キャンペーンとは>
「SDG4(エス・ディ・ジー・フォー)教育キャンペーン」は、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール4(教育目標)を達成するためのキャンペーンです。市民の声を政府へ届け、政策に反映することを目的とし、毎年4月に世界100ヶ国以上で展開される「Global Action Week for Education」にあわせて、日本国内では教育協力に関わるNGO21団体を中心とした「教育協力NGOネットワーク(JNNE)」が本キャンペーン(旧:「世界一大きな授業」キャンペーン)を実施してきました。2003年の開始以来、のべ58万人以上が参加し、世界と日本の教育の現状について学び、より良い政策を求めて声をあげています。
(【参考】 2023年のSDG4教育キャンペーン:https://www.jnne.org/sdg2023/ )
<紛争下の教育とは>
世界では現在、2億2,400万人の子ども・若者たちが武力紛争や強制移動などの危機により教育を阻まれている状況にあります*1。教育を攻撃から守るグローバル連合(GCPEA:Global Coalition to Protect Education from Attack)によると、学校や生徒・教員への攻撃、学校・大学の軍事利用などを含む「教育への攻撃」は増加傾向にあり、2020-2021年の2年間では5,000件を超えました。これにより、9,000人を超える生徒・学生・教育関係者が拉致や一方的に逮捕されたり、犠牲になったりする事態となっています*2。
*1 教育を後回しにはできない基金(ECW:Education Cannot Wait) 「Crisis-Affected Children and Adolescents in Need of Education Support: New Global Estimates and Thematic Deep Dives」 (2023年6月) https://www.educationcannotwait.org/sites/default/files/2023-06/new_global_estimates_and_thematic_deep_dives.pdf
* 2 GCPEA 「攻撃される教育2022(Education under Attack 2022)」(2022年6月) https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3922
プレスリリースのダウンロードはこちら
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報
TEL: 03-6859-0011 E-mail: japan.press@savethechildren.org
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報
TEL: 03-6859-0011 E-mail: japan.press@savethechildren.org