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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2012.12.06)

全国から子ども68名が集合!「第3回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらと一緒にすすむまち〜」Vol.1(2012.12.06)

 

地域の復興に向け、子どもたち自身が声を上げ、参加することで、より良いまちづくりを目指す、子ども参加によるまちづくり“Speaking Out From Tohoku〜子どもの参加でより良いまちに!〜”。
その活動の一環として、2012年12月2日(日)に岩手県花巻市にて、「第3回東北子どもまちづくりサミット〜ぼくらと一緒にすすむまち〜」を実施し、岩手県山田町、陸前高田市、宮城県石巻市の子どもまちづくりクラブのメンバーと全国の子どもたち計68名が集まりました。第1回第2回のサミットに引き続き、今回はより良いまちをつくるために、子どもたちがどのように参加できるかについて子どもたち同士で話し合いました。


1都8県の参加者68名で自己紹介♪
サミット午前の部は、参加した子どもたち全員で行うビンゴ形式の自己紹介ゲームからスタート!ビンゴに使う質問シートをうめようと、「自分のまちのじまんは?」や「今おとなに一番言いたいことは?」など、緊張しながらも互いに質問をしていく子どもたち。参加者からは、「初めて話した人とも仲良くなれたので良かったです!」、「沢山の人と話せた」や「関わりやすくなるきっかけだった」といった声がありました。



話し合い“活動をしてよかったこと、困っていること”
自己紹介で会場が盛り上がった後は、各地域での活動や経験を共有しながら、子どもたち自身が主体的に活動をしてよかったことや困っていることについて、話し合いを開始。話し合った内容をテーブルごとにまとめると子どもたちからは、「積極的に話しかけられるようになった!」、「自分の考えの輪が広がった」、「いろんなヒトと関わり合えた!!」、「参加しやすい時間と場所がほしい!!」、「活動内容を深めるためにメンバーがほしい!!」といった意見が出てきました。参加者からは、「いろんな地域の人の意見が聞けた」、「子ども参加といってもいろんなジャンルがあって、自分たちにはない活動があったり、でも共感できる点もあったりと本当に発見が多かったし考え方のはばが広がったと思う」という声も。



話した内容を色んな形で表現!
サミット午後の部は、グループごとに話し合った内容をまとめ、表現しました。新聞・雑誌・劇・紙芝居・詩といった5つの選択肢から好きな表現方法を各グループで選んでいきましたが、ペープサートや4コマまんがといった表現方法も登場。「私の得意分野の絵を生かして、マンガ集を描けたのが嬉しかった!時間ギリギリだったけど、達成感がハンパなかった!!」、「みんなで一つのものを作り、できたとき、とてもうれしかったし、繋りができた」との声があり、子どもたち一人一人が個性を生かしながら、グループとしてまとまっていく場となりました。



後日、子どもたちの声や動画とともにサミットの詳細をはじめ、ミニ「あかりの木」@陸前高田で行われた前夜祭の様子も報告しますので、ぜひご覧ください。また、今回のサミットでの話し合いで子どもたちがまとめた意見や制作品も追って発表します。お楽しみに♪


(報告:仙台事務所・真屋友希)


 

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