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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.10.28)

子どもまちづくりクラブVol.34〜岩手県山田町〜(2013.10.28)

 

地域の一員である子どもたちが主役となって、山田の復興に向けて活動する山田町子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」(通称KYT)。2011年7月の結成以来、ドリームコンパクトシティプランの提案や「まつしい」の展開など様々な活動をしてきましたが、2013年10月からは「山田町カルタ」の作成をはじめています!かるたを使ったまちづくりとはどのようなものなのか、今回はその企画内容をご紹介します。
 

これまでの活動はこちらへ ⇒ You Tube「matsusii KYT チャンネル


■神戸での学びを活かして、山田カルタ作成スタート!■
KYTメンバーは、阪神淡路大震災からの復興の取り組みを学ぶため、7月末に神戸を訪問。その際に、神戸市長田区御菅地区で句や絵の募集を住民によびかけ、地域の魅力をまとめた「御菅(みすが)カルタ」という郷土かるたについて学びました。震災の後、地域みんなでかるたを作成することで、地域がまとまっていったことを知ったKYTメンバー。そこで、山田町でもかるたを作成することで、“山田の魅力”を再発見し、復興に向けてまちを盛り上げていけたらと思い、まずは2013年8月25日に行われた第6回子どもまちづくりクラブ報告会で地域の方に提案!そして実際に10月から「山田町カルタ」を作成していくことになりました。


2013年10月5日 かるた作成のスケジュールをみんなで検討♪



■山田の子どももおとなも参加して、山田の魅力を発信■
今回のテーマは“山田の魅力”!まずは題材募集ということで、現在山田町内の小中高校の子どもたちに呼びかけ、“山田の魅力”を募集中♪句の内容にバラつきが出ないよう、はじめに様々な地域に住む子どもたちから多様な“山田の魅力”を聞き、それを元に今後句や絵の作成をしていく予定です。句や絵の作成は、地域の子どもだけでなく、おとなにも呼びかけていきます。


“山田の魅力”である海をテーマにメンバーが作成したかるたの例


1月には完成したかるたで新春山田町カルタ大会などができたらなと考えているKYTメンバー。町役場や教育委員会からも後援をもらい、子どももおとなも一緒に山田町民でつくっていく「山田町カルタ」。はたしてどんなかるたになるのでしょうか?山田町内だけでなく、町外の方にもかるたを通じて“山田の魅力”を発信したいと考えています。ぜひ皆様も完成を楽しみにしていてください!


(報告:遠野事務所 進士知子)


 

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