日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり(公開日:2013.09.10)
第7回子どもまちづくりクラブ報告会@石巻:商店街の活性化に向けて話し合い(2013.09.10)
石巻市子どもまちづくりクラブ「THE ローリング・ストーンズ〜俺等はそれをROCKと呼ぶんだぜ〜」では、2013年9月1日に第7回子どもまちづくりクラブ報告会を実施しました。
子どもまちづくりリーダーツアー2013で学んだ神戸の商店街の活性化の取り組みを石巻で活かすためには、地域の立町商店街のことを知ることが大事!そこで、商店街の方をまじえ、子どもとおとな計45名で意見交換しました!
今年末にはメンバーの“夢のまちプラン”を具現化した子どもセンターが立町商店街に完成します!子どもセンターの利用が地域経済を活性化を促すこと、また、石巻の復興にもつながっていくことを願うメンバーは、もっと商店街に詳しくなり、地域の方と連携しながら商店街の活性化に向けて活動していきたいと考えています。
そこで報告会前半では、商店街・地域・行政関係者の方々含め31名の方々に、メンバーが神戸で学んだ商店街の活性化につながる取り組みを発表しました♪
■教えて!立町商店街の魅力・課題・取り組み■
そして、後半の意見交換。テーマは、「立町商店街のことを詳しくなろう!」です。6つのグループに分かれ、立町商店街の方に各テーブルに入っていただき、意見交換スタート!立町商店街の魅力や課題、取り組みについて教えていただきます!地図を使って商店街の状況を説明してくださる商店街の方
「これからどんな商店街になっていくのかが魅力!」、「お店だけではなく、景色や路地も魅力のひとつ」、「震災前は地域の子どもの似顔絵展示で、親子が展示を見に来ていた」、「以前は、空き地で中学生の吹奏楽部の演奏会をしていた」など、立町商店街の魅力や取り組みについてどんどん詳しくなるメンバー。商店街の方の話をしっかりメモするメンバー
「空き地が目立っていて、どうやって盛り上げていくのかのイメージがわきにくい状態。空き地を有効活用した神戸の取り組みを参考にイベントをしたい」と地域の方からの声もあり、子どもまちづくりリーダーツアーの学びをつなげる第一歩となりました!!
■地域の方々とのつながりをより良いものに!■
意見交換終了後、メンバーは、「まちのいいところをどんどん取り入れて、地域の方々とのつながりをよりよいものにしていきたいです」とコメント。今回の報告会を通じて地域の方々との連携の必要性を一層強く感じたようです。
〜メンバーの声〜
・商店街をよりよくしようと頑張っていることがわかりました(小6・女子)
・今回の話を聞いて、商店街のことがわかりました。商店街に行く機会があったら行ってみたいと思いました。(中3・女子)
・自分たちや大人の人、自分の親、商店街の人、それぞれに生活や行動、考え方がある。それはバラバラだけど、みんなが良いと思うことを考えたり実現していきたいと思う。(高2・女子)
〜参加者の声〜
・今まで商店街の会議等は大人の間の考え方だけだと思っていました。(地域関係者・70代)
・子どもも役立つ分野があるので是非参加していただきたい。(その他・60代)
・忘れてしまっている何かを考えさせられました。(NPO・40代)
・学んだことや吸収したことをきちんと自分たちのこととしてとらえ、発信できていることが素晴らしいとおもいます。(行政・40代)
今後は、報告会で得たアイデアやつながりをもとに、子どもセンターの建つ立町商店街の活性化を目指し、地域の方と連携しながら活動していきます。メンバーの活躍にこうご期待!みなさま応援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(報告:仙台事務所 菅原絵美)