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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2014.02.25)

子どもまちづくりクラブVol.43〜岩手県陸前高田市〜(2014.02.25)

 
“生きるだけの町ではなく豊かにくらせる町”を目指して活動している陸前高田市子どもまちづくりクラブ「絆〜save the hope TAKATA〜」(通称・絆クラブ)。昨年1012月には、「進め!高田っ子!まちづくりフォト☆」に取り組みました。今回は、絆クラブメンバーが活動報告として、陸前高田災害FMにてラジオ収録に臨んだ様子をお届けします!

■自分たちの思いをしっかり伝えるために、事前にラジオ収録の準備■
まずは「進め!高田っ子!まちづくりフォト☆」(以下「まちフォト☆」)の企画背景や活動内容など、伝えたい部分をメンバーが役割分担して、メモを作成。今までの活動を思い出しながら、ラジオを聴いている人に自分たちの思いをはじめ伝えたいポイントを決めました。
次に、収録本番に向けリハーサル。昨年9月に陸前高田災害FMでラジオ収録を行った時の動画を見て、本番の雰囲気をつかみます。

そして、本番と同じようにリハーサル。お互いの発表を聞きながら、ラジオを聴いている人にわかりやすく伝えるためにアドバイスし合います。


■いよいよ本番♪陸前高田災害FMにてラジオ収録■
災害FMに移動して、いよいよラジオ収録の始まりです!まずはパーソナリティの阿部さんと番組の流れの打ち合わせ。準備の時に自分たちで決めた流れにそって、阿部さんと相談します。

やや緊張する中、本番がスタート。メンバーが「まちフォト☆」の説明をし、「絆クラブは今まで「進め!高田っ子まちづくりトーク☆」(以下「まちトーク☆」)など子どもの声を届ける活動をしてきました。また、子どもまちづくりリーダーツアーで神戸に行き、震災を風化させたくないと感じたため、まちフォト☆の活動を始めました」と、紹介しました。

次に、メンバーそれぞれが撮った写真や写真に込めた思いを紹介♪
「高台移転中の場所と自然を撮りました。安全のため高台移転が進められて、木が切られているのを見ると複雑な気持ちになります」(小6女子
「自分は山の写真を撮りました。高田にはきれいな自然があるということと、津波ですべてのものが流されてしまったわけではないということを伝えたいと思ったからです」(中1・男子)
など、一人ひとりが感じた「高田の『今』」を自分の言葉で表現し、ラジオの電波に乗せて発信します。
さらに、撮った写真をリコーグループにご協力いただきクリアファイルにして、市内の小中学校や日頃活動をサポートくださっている方々に配布することをお知らせしました!

本収録は陸前高田災害FMでも後日放送予定です!ぜひ、お聞きください♪
(※陸前高田災害FMの番組表・タイムテーブルより、放送時間を確認ください。サイマルラジオで陸前高田市外にお住まいの方も視聴可能です。)

■メンバー同士で一日の活動をふりかえり■
本番が無事に終了した後は、次回の活動でよりよい発表ができるようにメンバー同士でふりかえり。

「はっきりしゃべれた」「(アイデアが)ひらめいた」「考えをまとめてからしゃべる」「あせらずにゆっくり、はっきりと話せばよかった」など、今回の収録の成果やこれからの活動をよりよくしていくための意見がたくさん出てきました。

〜メンバーの声〜
上手くできた。と思うよ。(小6・女子)
56行くらい原稿切っちゃった☆笑(小6・女子)
今日は、みんな、自分から積極的でいいと思った。ガンバロー!!(中1・女子)
きんちょうしたけどたのすがった。(中1・男子)
満足に話せた。他のメンバーに助けてもらえた。(高2・男子)

2013年は「まちトーク☆」や「まちフォト☆」といったイベントの企画・実施に加え、聞き取りやアンケートを通じて地域の子どもやおとなの声を集めて発信してきた絆クラブ。2014年も高田のより多くの子どもたちやおとなの声を集め、東北内外に発信していきます♪みなさん応援よろしくお願いします!

(報告:遠野事務所 正玄貴之)

 

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