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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2012.07.26)

子どもまちづくりクラブVol.9〜宮城県石巻市〜(2012.07.25)

 

先日の陸前高田市の活動に続いて、今回は宮城県石巻市子どもまちづくりクラブ「THEローリング・ストーンズ〜俺等はそれをROCKと呼ぶんだぜ!!〜」のメンバーの最近の活動の様子をお届けします。


■子どもから子どもへ。ヒアリング調査を実施■

石巻子どもまちづくりクラブでは、今年1月から石巻の立町商店街に建設予定の子どもセンターをデザインしてきました。「第2回東北子どもまちづくりサミット」や「第3回地域報告会」でもこれまでのプロセスを報告してきましたが、2013年の子どもセンター完成を目指して、基本計画の作成も大詰めをむかえています。そこで、より多くの石巻の子どもたちの声を反映するために、メンバー自ら子どもセンターの利用者となる子どもたちにヒアリング調査を行いました。


■約100名の小学1年生〜高校生が参加■

7月11日から14日の4日間にわたるヒアリングの調査の対象は、石巻に住む小学1年生から高校3年生までの子どもたち。メンバーの保護者からの協力もあり、参加した子どもたちは約100名にものぼりました!

まずは、「子どもまちづくりクラブ」についてメンバーからの活動および調査の趣旨紹介♪次に、ワークシートを使いながら「平日の放課後どこで何をしているのか」「休日はどこで何をしているのか」を書いてもらいました。

メンバーは、初めて会った仲間に少し緊張しながらも丁寧に質問。どう記入していいか悩んでいる相手には、「私は学校が終わったら、まずは家でお菓子を食べているよ。」と、自分のことを話し、雰囲気を和ましながらフォローもしていきます。

ほとんどの子どもたちが、放課後は家で宿題をしたり、近所の塾や習い事に行っている様子に、メンバーからは「早く子どもセンターをつくって、放課後みんなで宿題をしたりしてみんなが集まれる場所がほしい」と声も。

そして最後に、「実は・・・石巻の立町商店街に子どもセンターを建設予定です」と大発表!

子どもまちづくりクラブで、今まで子どもセンターについて話し合い、考えてきたアイディアを紹介し、今度は「子どもセンターができたら、平日の放課後してみたいこと」「子どもセンターができたら、休日してみたいこと」を記入してもらいました。

参加した子どもたちからは、「え。それ本当にできるの???」「絶対に行く!!!」「何が出来るの?子どもセンターでお化け屋敷やろうよ!」「小さい子や年上の人たちとふれあいたい」「色々なイベントなどたくさんして石巻を明るくしたい!」など、次々とアイディアが。子どもセンターに対する期待の声があがっていました。


今回のヒアリング調査にご協力をして頂いた団体のみなさま、石巻に住む子どもたち、ありがとうございました。今後はこのヒアリング調査の結果やたくさんの子どもたちからの応援と期待の言葉をしっかりと受け、メンバーは子どもセンターの完成に向けて活動していきます。今後も応援よろしくお願いいたします!


(報告:仙台事務所・菅原絵美)


 

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