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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.12.27)

第7回子どもまちづくりクラブ報告会@陸前高田:「高田の『今』」を写真で発信!(2013.12.27)

 
“生きるだけの町ではなく豊かにくらせる町”を目指し活動している陸前高田市子どもまちづくりクラブ「絆〜save the hope TAKATA〜」(通称・絆クラブ)。メンバーは10月から進めてきた「進め!高田っ子!まちづくりフォト☆」を通して集まった19枚の写真 を発表するため、2013年12月15日に第7回子どもまちづくりクラブ報告会を行いました。今回は、動画とともに当日の様子をお届けします!


■子どもたちの手でつくり、すすめる、子どもまちづくりクラブ報告会■
まずは、報告会の準備。参加者を迎え入れるために、飾りつけも絆クラブメンバーが担当。リハーサルも行います。
   
掲示用のプログラムを作るメンバー                                    参加者のみなさんを迎える受付の飾りつけ♪

発表があるメンバーもないメンバーも一緒にリハーサル★

準備がひと段落したところで開場!子どもまちづくりクラブメンバー9名とメンバーの保護者や学校の先生、絆クラブの活動を支援してくださっている企業の方々などおとな12名の計21名が参加し、報告会がスタートです!
 
東北内外から参加するみなさんをお出迎え!

まずは、参加者のみなさんがリラックスした雰囲気で報告会を進められるように、ビンゴゲームで交流♪ビンゴシートに書かれた自分や陸前高田のまちについての質問をお互いに聞いてまわり、ビンゴシートのマスを埋めていきます。「時間延長してほしい〜!」という声が参加者から出るほど盛り上がり、ビンゴゲームは大成功★
  
お互いのことやまちへの思いを紹介しあう参加者           「リーチの人はいますか〜?」会場に呼びかけるメンバー


■子どもたちが切り取った「高田の『今』」を紹介■
ビンゴゲームで参加者が打ち解けたところで、絆クラブの活動報告。春休みに子どもたちの声を集めて社会に発信するために取り組んだ「進め!高田っ子!まちづくりトーク☆」 など、2013年の活動について報告しました。そして、もちろん、今年10月から絆クラブが取り組んできた「まちフォト☆」で集まった写真も、写真に込められた思いとともにいくつか紹介しました。
 
「まちフォト☆」で集まった写真の一部を紹介

活動報告の後は意見交換会。今回は、3つのグループに分かれて、集まった写真を使った「まちフォト☆」パズルをしながら写真に込められた思いを発表し、高田のまちについて語り合いました。
   
左:「まちフォト☆」パズルを楽しむ参加者。「背景が似ていて難しい!」と苦戦するグループも。
右:撮った写真に込められた思いを語るメンバー


高田のまちについて語り合う参加者

県外からの参加者がメンバーに質問したり、市内に住むおとなが高田への思いを語ったりと、終了時間が過ぎても話が尽きない各グループ。「一人一人の気持ちや、言いたいことがあった」、「高田へのメンバーの想いも聞けて、質問できて良かった」と、子どももおとなも高田のまちへの思いを語り合い、お互いのまちへの思いを知ることができたようです!

〜参加者の声〜
・今日の報告会でも子どもの想いを伝えて、共感してくれる人がたくさんいたので、もっともっと広く伝えていきたい!!(高3・女子)
・家庭や学校だけではない価値観に触れることができるから(もっと子どもを社会に参加させたいと思った)。(40代・学校関係者)
・子どもたちって大した力があるんだなぁと思ったり、そのエネルギーを真似したいなぁと思いました。そして、色々なことに取り組んでいる、色々なことに挑戦できるっていうのは、みんなの世界がどんどん広がっていくようで、とてもすばらしい活動だなと思っていました。(学校関係者)
・おとなを相手にしてもはっきりと意見や考えを言える子どもたちだと思った。いろいろな経験を通して、多様な考えを受け入れる能力が身についている。(50代・企業関係者)


 
2013年は、イベントの企画・実施に加え、聞き取りやアンケートの実施で地域の子どもやおとなの声を集めて発信してきた絆クラブ。2014年も復興に向けて子どもたちの声を社会に届けるため活動を続けていきます★これからも、みなさんのご声援をどうぞよろしくお願いします!


(報告:遠野事務所 田邊悠)

 

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